母の友人の家族の話です。

母の友人は友人・姉・両親の4人家族でした。

母と友人は家族ぐるみで仲が良かったそうです。

最初の不幸は、
友人姉が3歳の頃に亡くなられたことでした。

生まれた時からの病気だったそうです。

次の不幸は、
小学生の時に友人が交通事故に遭い亡くなりました。

子供は2人とも亡くなってしまいましたが、
事故の後も親同士の付き合いは継続されたそうです。

しかし、今度は

「あなたは信心深くないから不幸になるのよ」

と連日様々な宗教団体が友人家に押しかけて来ました。

毎日来る宗教団体にも負けずに応戦していた所、
友人母が通り魔に刺されてしまい
一時は容体が危なかったそうです
その後、後遺症もなく
普通の日々を取り戻しました。

平凡な日々を取り戻した頃に、
次は友人父が轢き逃げに遭い、
その事故がきっかけで半身不随になってしまいました。

祖母が亡くなって友人家族とは疎遠になり、
現在は友人家族がどうしているか分からないそうです。

話が変わりますが、
祖母が所謂『見える人』で、
家系的にも見える人が何人かいます。
(母も私も見えません)

私はこの話を聞き、
(怖い話で偶に見る呪われてる一家じゃん…)と思い、
母に

「それ友人一家呪われてない?」

と聞きました。

母は、

「私もそう思ったの。
だけど"そういうもの"が見えるおばあちゃん(私から見た母方祖母)は、
何も見えないって言うのよ。
悪いものは何も憑いていないって。
唯一考えられるのが
『家の方向が悪い、風水的に良くない』ってことらしいのよ。
案外風水って大事なのかもね」

と言っていました。

私は今まで読んできた話のパターン的に、
呪いの一家だと思っていたのですが、
風水とか関係あるんだと驚きました。

皆さんも家を買う時は
風水を少しは気にしてみてください。

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