リサイクルショップの事で投下させて頂いた者です。

変な客や変な物でという方がいらっしゃったので、
霊的な要素はほぼ皆無ですが
投下させていただきます。

12月の中旬の出来事で、
22時過ぎでした。

入り口のドアに張り付いて
こちらをジーッと見てるおじさんで、
顔は笑顔と言うより狂喜に近い顔、
目を見開き眺めている方が。

入り口に行って、

「何か御用ですか?」

と聞くと、

「買い取って欲しいものがあるんだけどさぁぁぁぁ!!!」

「ごめんなさい、
もう閉店しちゃってるので営業時間内にお願いできますか?」

「おーまーえーのぉぉおぉおぉぉぉ命だよぉぉぉぉおおぉお!!!」

って叫びながらドアをガンガン叩いて、

「死ねぇぇグギィィイ~
死ねぇぇえぇぇぇええぇ
ギヒィ~ぐひひぃぃいぃぃい」

と奇声を上げ、明らかにヤバイ…

目は見開き若干血走り、
涎を垂らし無精髭、
服装はセーターにチノパンにスニーカー、
頭はボサボサで、
中肉中背で歳は40は過ぎていると思います。

一言で言うなら、
素の状態でも近づきたくないタイプ。

警察に連絡すると2~3日潰れてしまう上に、
日常業務にも支障をきたす…

正直面倒です…

放って置いて帰る訳にも行かず、
嫌悪した顔を見せるのも腹立たしいので、
スタッフとヒーターを入り口前に持っていき、
椅子に座りながらタバコをプカプカ、
温かいコーヒーを飲みながら談笑して待機。

23時前になると、
おじさんも飽きたのか帰っていきました。


2日目

また同じように昨日のおじさんが張り付いていたので、
スタッフと一緒に、買っておいた肉まんをかじりながら、
おじさんを無表情で凝視。

なかなか帰らないので、
一度コーヒーを入れてきて、
更におじさんの前でコーヒーを飲みながら無表情で凝視。


3日目 クリスマス

フツフツ怒りと言うか狂気と言うか…

頭の中にもう一人の私が出てきて、
今日はクリスマスだよーっと満面の笑み。

次の瞬間、
ハッピバースデートゥーユー、
ハッピバースデートゥーユーっと、
フルメタルジャケットのハートマン軍曹の声が…

何も言わず、
買い取った商品の山から模造刀を引っ張り出し、
抜き身の模造刀を持ちながら入り口の方に行ったら、
さっきまで奇声を上げてたおじさんが、
えっ?って顔になりながら、
口をガクガクさせて猛ダッシュで逃げていきました。

他のスタッフが言うには、

「超笑顔でしたー」

の一言。

…私がでしょうか…???

そのおじさんが現れる事は二度とありませんでした。

サンタさんだったらごめんなさい。

プレゼント欲しかったです。


ブランド品を数個、
指輪など高価な物を持ってきた30後半の女性で、

「ここに新しい旦那も売ってれば良いのに~」

「いやぁ…売ってたとしても中古ですよ?」

「あら、中古のほうが輝く男もイッパイ居るでしょ?」

「中古屋に売られる旦那さんなんて、
問題がある旦那さんばかりですよ。
売られてる旦那さん探すより、
売られてない新しい旦那さんを捕まえた方が良いと思いますよ」

「それもそうねぇ、
良い男が売りに出たら教えてくれる?」

「うちは生物扱ってないんで、
出ないと思いますよ~」

「あら残念ねー」

と談笑してたのですが…

数週間後に、

「新しい旦那さん!」

って言って連れてきた女性。

「早くないですか?」

と笑いながら言うと、

「うん、目星は付けてたの」

と爽やかに…

古い旦那さんはどうした…とか、
その人は…今現在も他の人の旦那さん?
とかは考えないようにしました。

女性って怖い…


霊的?なもので言うと、
見た目は普通の西洋の女性の油絵なんですが、
後書きされた形跡があったので慎重に削ってみると、
顔部分だけが思いっきり崩れていて、
目玉がそのまま涙のように垂れ口は半開きの絵に。

サインの部分も上書きされていたので慎重に削ると、
要訳すると『お前は死ね』っと筆記体で…

持ち込んできたのは40代前半の女性の方で、
何度か来店して顔を覚えていたので
何となく話を聞いてみたら…

「やっぱり、あの絵変だった?」

「ちょっと変でした」

「うちに飾ってたとき、
いつもあの絵の視線が怖くて、
主人と喧嘩しながら持ってきたのよ」

「何処で買ったんですか?」

「フリーマーケットで主人が貰ったんだけどねぇ。
絵は変じゃないのに、
その売ってた人が差し上げます差し上げますって
主人もタダでくれるなら貰いますって
喜んで貰っちゃってたのよ」

「そうなんですか~」

「それで、あの絵何か変だったの?見せてよ!」

「うーん見ない方が良いですよ」

と笑いかけたのですが、

「えーちょっと気になるじゃない。
怖いものでも無いんでしょう?」

「うーん怖いと思います」

「え?…一応見せてもらっても良い?」

「止めておいた方が良いですよ」

と何度か言ったのですが、
好奇心が前に出ちゃってるのか、
見たくて仕方が無いと言った感じ。

倉庫に置いてあった絵を見せたのですが、
その女性、見た瞬間、絶句しながら涙を流し、
速攻旦那さんだと思うのですが電話。

電話口では顔を真っ赤にしながら、
激怒を通り越して般若や鬼に近い表情…

体からは殺気と言うか、
目に見えるんじゃないかと
感じられるほどのオーラを出しながら怒声。

正直…その絵よりも女性の方が怖かったです。

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