ある日の夜仕事から帰ってから、
すでに帰宅していた夫に
「あ~あ、何か甘いものが食べたいな」
と言ったら、
大きな饅頭を出してきてくれた。
夫はあまり餡子ものを食べないので、
「こんなに大きな饅頭どうしたの?いただいたの?」
と尋ねたら、
「ん?あっちのPCをおいてある部屋にあったよ?
あなたが買って置いといたんじゃないの?」
と言われた。
「ええっ!?私は買ってないしいただいてもないよ!
君が買ったとか懇意の和菓子屋からおまけにいただいたとかじゃないの?」
と驚くと、夫も、
「いや、私じゃないよ。
PCのそばのコーヒーテーブルの上にあったよ?」
この後2人で貴金属、貴重品類のチェックをして、
その後しばらくクレジットカード明細などのチェックもしましたが、
特に異常はありませんでした。
翌日一応近所の交番に行き、
話だけはして、鍵も二重ロックにしました。
その後は特に何もありません。
それとも単に、買ったのを忘れてたか?
それだったらいいのですが。
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コメント
コメント一覧 (14)
夫が妻に「あなた」
妻が夫に「君」
とか、
どういう夫婦か気になった。
それにしても、まさに『饅頭怖い』ですね。古い落語の題材をこんな形で現代に置き換えたセンスには素直に感心しました。もしかしたら、今度は "渋いお茶が一杯" 出て来るかも(^-^)。
蛇足ですが、落語の『饅頭怖い』の下げは演者によって多少違いがあり、単に「お茶が怖い」と言う場合があれば、「渋ーいお茶が一杯怖い」と言うのもあります。
素敵な夫婦で羨ましいとかじゃなく…?
それとも夫と嫁が逆に書いてしまったか
神からのお饅頭はご利益があるかもしれないよ
特殊な能力が身につくかも。
でも、毒が入っているかもだけど
生きるか死ぬか
ほんこれ。饅頭どうでもいいくらい気になる
まだ家の中にいるかもと思うと安心して寝られなかっただろうね
饅頭こわい