山梨の師匠が、其の師から聞いた話。

師が大物イノシシを仕留めた。

空薬莢笛を四方に吹いて吉報を仲間に教える。

仲間が集まるまでの間、内臓を抜き、
傍らを流れる清水に漬ける(冷却するため)。

煙草を数本吸いながら満足感に浸っていると皆が来た。

祝福の言葉を貰い、
じゃぁ水から出して山を降りよう、
とイノシシを引っ張ると・・・・。

シシの体・・・水面側と川底側・・・・
川底側の肉がゴッソリ無くなっている。

「山の神さんが鍋食いたくなったんだろうよ。ハハハ」

という師の言葉に皆賛成して、
山頂に向かって深々と頭を下げてから帰ったそうだ。

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