世田谷区にある、とある二階建てのアパートの一家の中央に
私は大学のため上京して最初に住みました。

とにかく物件は無く、一発で決めたところです。

二年間住んでいたのですが、僕はココで多少の(本当に多少)
霊感を養ってきたと思います。

結論からいうと女の霊が出ていました。

住みだしてだいぶ過ぎた辺りから
特に夜寝てるときに首を絞められることが多くなりました。

最初はヤリ逃げした女が仕打ちに来てるのか&女の恨みかと
思いました。
青いソファーベットで寝ていたのですが、
夜寝ていると物凄く首が痛い。

とにかく「やめろ、ボケ!!」と大声いって
自分の声にハっと気づくのです。

そのときは霊とは思いません。とにかく眠いから。

私は別に霊が居てもイイヤとくらいに思っていました。

でも、引越しを決意させる出来事が起こった

忘れることは無いでしょう。

2001年8月の夜。

私は付き合って二ヶ月の彼女がその時いました。

この女がオレに飯をつくるためにこのマンションにきたようです。

合鍵は渡していなかったですが、
一度私の家の前を通ってみたようです。

帰りを待つ覚悟で。

すると

「電気がついていて、しかもカーテン越しに女性が立っていたといいます」


後日、聞いたところによると彼女は
「浮気している」と思ったようです。

怒りもあったようですが、
じっと冷静に外の道路から見てみたようです。
(一階のため、道路からよく見えます、俺のアパート)

すると、その女はいきなり、窓に振り向いてきたようです。

カーテン越しだから、実物は見えなかったようですが影は見えます。

そして人間が近づくと影はよりはっきりと黒く見えるように
近づいていきなり、窓をバンバンと二回たたいたようです。

そしてなんと、その女、手を窓につけたまま、
いきなり消えたといいます。

一気に影もろともきたようです。

電気もです。一瞬に。

彼女はビックリしたようです。

そしてこれが霊であるとすぐ悟ったようです。

すぐその場を立ち去り、俺に電話してきました。


バイトを終えて、家に帰らず彼女の近所のレストランに向かいました。

半泣きで女が

「もうあそこはいきたくないから、はやくひっこししてくれ」

とだけいってきました。あまり詳しくはその時きいていません。

霊が居たくらいしか。

オレは見ていないし、居るだろうと思っていたので
「おいおい、いきなりなんやねん。」といった感じです。

で、私はどうしても次の日用事があったため、
ある程度収めて、家に帰りました。

電気は消えていました。

ここで、わが身に恐ろしい事が起こりました。

家に帰って、電気をつけると
ソファーベットが逆さまになっています。

中央に置かれてまっ逆さまです。ありえません。

その日、私は布団を引いたままでています。

その布団は無造作に端に置かれていました。

変だと思いました。

空き巣かなと思いました。さすがに気持ち悪くなりながら
ベットを戻してすぐ寝る準備をしました。

電気を消そうとした瞬間、
本棚と天井の隙間(30センチくらい)に女が猫のように
丸まってこっちを見ています。

これには参りました、

しかし、私は電気を消しました。

消した瞬間に見てしまったので、
反射は遅く気づいたときは暗かった。

もう寝ました。

そして、その後5日で引越しをしました。


後日、引越ししてから
いろいろな人と会う度に

「あのマンションはほんとうにこわかったよねー」

とみんないいました。

みんな気づいていたようです。おれだけずっと放置だったみたい笑

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