中国は四川省にて
妻の病気を治癒する為に墓場から30体の死体を盗み、
肉と骨を用いてスープを作っていた男が逮捕されたとのこと。

地元新聞(WestChinaCityDairy)に掲載された郡警察の発表によると、
同地域では1988年より墓から死体が忽然と消える事件が続発、
捜査の結果、ホアン(51)と言う名の男性が
墓から死体を盗み続けていたことが発覚し逮捕したという。

これまでの聴取によれば、
男性は重病に苦しむ妻を持っており、
あるとき占い師に相談したところ、

病気を治癒するためには
新鮮な人肉を用いてスープを作って与える事が
唯一の治療方法であると告げられ、
実行に及んだと話しているが、
事実関係はまだ確認されていない。

男性の供述では死体を盗んだ後、
骨を砕いて妻の額に塗り、
肉を用いて作ったスープを与えていたと話している。

また警察によれば、逮捕のきっかけは
最近になって墓から盗掘された死体が
両腕を切り取られて胸を切り開かれた状態で地元市場から発見され、
大騒ぎが起こったことから捜査が行われて逮捕に至ったと話している。

同地域ではこれまで16年間に渡り、
死体消失を巡って様々な噂が流布し、
また一部では家族の死体が盗まれないよう、
墓場で6ヶ月間に渡って
徹夜の警備を行った家族もいたという。

中国では完全な姿で埋葬されないと
来世がなくなるという古い伝承があるとのこと。

【意味怖】意味がわかると怖い話の最新記事