家鳴りという一般的な話だけど、
我が家であった話。
築が古く、
目の前が国道でトラックが通るたびに
家がゆれるためか軋みがひどく、
音で何処が鳴ったかわかるような状態だった。
このため昔から家鳴りで
家がみしみし言うのはよくあることだったんだけど、
この音がいつからか、1Fの玄関から階段、
俺の部屋の入り口まで来るようになった。
その状態になってから少しして、
夕飯のときこの話をすると、
兄「え?お前にも聞こえてた?」
母「…あんたらにも聞こえてたんだ・・・」
まぁそのときは、
何か引っかかるものを感じながら、
家鳴りだろうってことで落ち着いた。
しかし、少ししてからこの話を振ると、
兄「はぁ?お前寝ぼけてるんと違うか?」
母「なにそれ、そんな音知らないよ?」
と、素で知らないことになっていた。
嘘をついている雰囲気はなく、
俺の勘違いで話が終わった。
でも音は消えなかった。
音は泊まりに来た友人も聞いているので、
10人以上が確認している。
しかし、何度聞いても誰も知らない。
この音が俺以外の家族で無いことになった事が恐怖でした。
今家鳴りはまだありますが、
部屋までくることはなくなりました。
これで思い出したのが、
中2ぐらいまで家の中で誰かに呼ばれていた。
片耳悪いので方向がわからず家中探すのだが、
誰も呼んでいない。
ばあちゃんに話すと、
「返事しても探してもいけない」
と言われて、
それから少しして聞こえなくなった。
どうも近所の厄除け寺の人に、
お祓いか何かを頼んだいたらしい。
(漫画の孔雀王にはまってた母いわく、
「裏高野の人」だそうだ。
確かに、ほかの真言宗のお寺の人と同じお経上げても
動作が違うとかいろいろあった)
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コメント
コメント一覧 (4)
>部屋までくることはなくなりました。
なんで急に語り口調が変わっているんだよ
ここだけ別人が語ってんのか?
孔雀王の連載中、夢枕作品を荻野が露骨にパクって編集者と雁首揃えて謝りに行った話は有名。