私は心が弱っている時に、
この世のものじゃないものが見える…

旦那の実家は岩手県。

盛岡から宮古に行く一本道。

当時、旦那の家族にいじめに合った私は深く傷ついて、
泣きながら私を慰める旦那と一緒に村を歩いていた。

ふと左を見ると、
白いボヤッとした剥げたおじいさんが洗濯物を干していた…

そのまま歩くと、

「あははははは」

と笑い声とともに、大きなトラックと、
上半身のないランドセルを背負った低学年ぐらいの少女が見えた。

旦那にその話をしたら、

「そこ…俺の同級生の妹が、事故に遭って亡くなったとこだよ…
事故がきっかけで横断歩道ができたんだ」

って言われた。

霊感も何もないはずの、
私が見たものは何だったんだろう。

病む気持ちが癒されてからは、
何度も旦那と岩手に帰っても確認がとれない、
不思議な話です。

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