夢の内容

山奥で池の横にある別荘のような所のウッドデッキにいたら、
すぐ近くで飛行機が墜落。

凄い振動と衝撃と爆発音がして
しばらく動けない。

ふと池を見たら何人も亡くなっているようで、
機体の破片や荷物などと一緒に人が浮かんでいる。

建物の中に入り、人を呼び、
皆で手分けしてその浮いている人達を引き上げて、
1人ずつ背負って階段を登り、
二階の広い部屋に仰向けに並べていく。

誰も生きていない。

その濡れた遺体を背負う感覚があまりにもリアルで生々しく、
重くて一段一段階段を登る感触、
遺体から落ちる水滴や血が背中、
足について滑るような感触、気持ち悪い。

それでも池の人達を全て二階へ運び終わったら、
奥に白い着物を着た女の人が1人向こうを向いて座っている。

やばいいものを見てしまったと思い、
逃げ出そうとした所で目が覚めた。

1990年頃に見た夢です。

これを見た後はリアル感が怖くて口にもできなかったです。

それを初めて母親に話そうとした時…

「あのね、めっちゃ怖い夢見て、
忘れられへんから聞いてほしいねんけど…
この夢に何か意味あるかわからへんし、聞いてくれる?
山奥の池の近くの…」

と話を始めた時、
『言ってはいけない』という声が頭に直接聞こえ、
パーンと、母親が片手で持っていた水の入ったグラスが内側から割れ、
上半分くらいが放射線状に砕け散り、水も飛び散りました。

「その話、したらあかんのかも」

と母。

母には『言ってはいけない』という声は聞こえなかったそうです。

それからずっとその話が出来ませんでした。

最近になって人に話しましたが何も起こらなかったので、
もう大丈夫みたいです。

何だったのか不思議で不気味な体験でした。

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