私の母親が20歳くらいの時に見たこと。

ある夏の日、
親友と二人で出掛けて帰ってきたのが7時ぐらいだったのですが、
駅を出て家に向かう途中、
とある民家の横を歩いていたら突然雷のような大音響がして、
その音で周囲が地震のように揺れるように感じて、
二人とも思わずその場にしゃがみこんでしまったそうです。

するとその家の屋根を突き破って(二人にはそう見えたそうです)、
虹のような七色の火の玉が飛び出して、
シャラシャラと鳴りながら、虹色の尾を長く曳いて、
市の中心街の上空を通り過ぎて、
遥か海の方向へ向かって飛んでいったそうです。

不思議なのは、
まだ夏の人が大勢外に出ていそうな時間なのに、
誰も反応する様子がなく静まり返っていて、
その家の屋根も、ぜんぜん壊れた形跡がなかったそうです。

翌日、
その家のおじいさんが数日前に倒れて寝込んでいたのが、
ちょうどその時間に亡くなった、と聞かされたそうです。

それと、これとまったくそっくりな話を、
『オーラ13の魔法の法則』という本の中で、
やはり著者のお母さんが少女時代に見聞きした話として載っていました。

この事を友人に話したら、
どこかのサイトでやはり

「母が少女時代に友人と二人で(ry」

と、まったく同じものを見た話を読んだことがあるそうです。

私たちの母親の世代の女性たちに、
何か共通の霊感?のようなものがあるのでしょうか…

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