怖いというか変な感じの体験です。

小学生の時、
父親が心臓病で深夜に病院にかつぎこまれました。

秦野の山の上にある病院です。

緊急治療室に運びこまれたのが多分0時過ぎ。

とりあえず、一命をとりとめ、
母親と駆けつけてくれていた叔母は、
担当医に呼ばれて同じフロアの別室に。

おいらは廊下のベンチで待ってた。
(今思うと、何で一緒にいかなかったんだろう…)

廊下の先を眺めていると、
ストレッチャーがカラカラと通り過ぎていった。

記憶だと5mくらい先だったかな。

座ってた場所からね。

顔に白い布かぶせた方が乗せられていました。

たださ…ストレッチャーって人が押しますよね…

おいらが見たのは、
廊下に消えていくストレッチャーだけだった…
(廊下を横切っていくとこを最初から見てました…)

そのときは怖いとも感じなかったんだけど、
母親と叔母が戻ってきたら
急に体が震え始めたのをいまでも憶えてます。

もう、おいらもおっさんだから30年近く前の話です。

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