深夜3時くらいの時、
テスト前のワーク提出の提出期限6時間前に
死に物狂いで答え写してたら急にインターホンがなった。

何かと思ってモニター見たら
ハンプティダンプティみたいな
きっしょい頭したおっさんが真顔で呼び鈴連打してる。

普通の日の俺だったら
顔面蒼白で布団かぶって寝るくらいの気味の悪さだったけど、
その日は普段飲み慣れないエナジードリンク飲んでたせいで
深夜テンションこじらせてて、

「うっせえ!今何時や思っとんねんオッサン!!」

ってモニター越しに返事した。

そしたらオッサンは

「すみません。
メードー(?)から来たソウイチロウっていいますぅー。
こちらに(父親の名前)さんはいらっしゃいませんかぁー」

って喋ってた。

流石に父親呼ばれたら怖くなって、

「知らん!酔ってんのか!?
さっさと帰れやド深夜やぞ!!」

って怒鳴った。

オッサンはなんかもごもご言いながら帰っていって、
トーチライトの当たる範囲に出たのを確認してから寝ることにした。

朝、父親が起きてきた時に

「きのうソウイチロウ?って人来とったで。
ド深夜。迷惑やからやめろ言っといて」

って言ったら、
明らかに取り乱した風にしてた。

話聞いたら、父親の、
生まれて直ぐに死んじゃった1番上のお兄さんの名前が
聡一郎っていうらしい。

さっぶーーーー!って朝から言いながら
普通に支度して学校行ったけど、
それ以降で家族間の大きな事故とか事件はなかったから
ほんとに何しに来たのか分からない。

なおワークは間に合わなかった。

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