じいちゃんから聞いた話。
じいちゃんが小学生の時、
学校からの帰り道の途中で火の玉を見つけた。
イタズラ心に火が付いたじいちゃんは、
火の玉に向かって小石を投げたり、
木の枝で突いたりしたそうな。
ゆらゆらとじいちゃんから遠ざかる火の玉を追いかけ、
執拗に小石を投げたり、木の枝で叩いたりする。
追いかけっこがしばらく続き、
火の玉は畑の端にあった肥溜めまできたところで急に止まり、
スルスルと肥溜めの中に消えていった。
ボカーン!
肥溜めが爆発して、
じいちゃんは糞まみれになった。
じいちゃんはそれ以来、
火の玉が大嫌いになった。
【意味怖】意味がわかると怖い話の最新記事
コメント
コメント一覧 (12)
火の玉に目や脳があるとは思えないからやはり霊的な存在か。
火の玉に罪はない。むしろ、正当防衛。
色については忘れたので今度聞いてみようと思う
(そんなバッチィの被って病気にならなかったのか??)とモヤモヤしている自分がいる...
これは「洒落にならない爆笑話」だと思うわ。