火車が出たという話。

田舎の叔母さんの葬式で、
しきたり通り通夜の夜番人立てて見張りをしてたのに、
翌朝お顔を見たら両目がえぐりとられていた。

当時の自治会長から、
火車(キャシャと呼ぶ)の仕業だと告げられた。

もう誰も守っていないであろう、
細かい儀式を省いたせいだと随分責められた。

家業を営んでいた叔母さんの家はその後急速に没落していき、
ついには廃業したらしい。

叔母さんの遺族は近所の妬み嫌がらせだと愚痴を言っていたが、
周りの家は火車にとりつかれたせいだと嘲笑っていたよう。

遺族は一連の事件につき、
死体損壊を訴え警察と長いこと相談をしていたそうだが、
結局犯人も何もわからなかったらしい。

今でも火車にとりつかれた不名誉な家と変なレッテルを張られ
肩身の狭い思いをしていると言っている。

都会で暮らしていると信じられない話だが、
実際に起こった問題です。

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