祖父から聞いた話です。
うちの祖父は、
戦争中に所属していた部隊が壊滅して、
生き残ったのは祖父と、
もう一人○○軍曹だけだったそうだ。
しかし、祖父は負傷していて、
足手惑いになるから置いていってくれと頼んでも、
その軍曹は頑として聞かず、
祖父を見捨てずに本隊まで連れて帰ってくれたそうだ。
(祖父の方が階級は下)
その軍曹は普段から特に親しかったわけでもないのにと、
祖父は感謝していたそうです。
戦争が終わって暫くしてから、
祖父はその恩人を訪ねてみたそうです。
それから二人の交友が深くなり、
よく会うようになったんだそうです。
軍曹は、初めから助けるつもりなど毛頭なく、
見捨てようとしていたのだが、
なぜか見捨てることができなかった、
と語ったそうです。
そしてたまたま家系の話になった時、
驚くべきことがわかったそうです。
我が家の先祖は、
戦国時代にあえなく没落してしまった小大名なんですが、
その軍曹は、我が家の先祖に仕えていた家臣の子孫だったのです。
軍曹の先祖は、
没落した我が家の先祖に、
毎年米を送って援助していたんだそうです。
いつからか縁は切れてしまっていたのですが、
何百年も経ってから、家臣の子孫が、
主家の子孫を助けるという、
単なる偶然かも知れませんが、
なんとも不思議な話です。
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コメント
コメント一覧 (12)
でも、恩返しを忘れずにね。
軍曹の正義感が、部下を見捨てる事をヨシとしなかったのではないかなぁ。
没落した君主に、お米を送り続けた軍曹の御先祖様も素晴らしい人だし、その子孫の軍曹のお人柄も素晴らしいんだと思います。
そして、御先祖に絡みがあったのは、素敵な偶然だったって事かと。
これは本文の因縁を信じたい。
冒頭で伝え聞いた話だと宣言してるから
「~そうだ」を使わなきゃいいのに。
(祖父の方が階級は下)。祖父殿は2等兵? 1等兵? 上等兵? 兵長? これも明記すれば軍曹との関係がよりはっきりして話が生きて来るのに。祖父殿はそんなに無口な人でもなさそうですから、聞けばいくらでも教えてくれたと思いますよ。
肝心の事を全部省いているから、せっかくのいい話が何か空々しいものに感じられます。
うざっ。
へそ吉さん
ごぶたさたですが、さすがです。
相棒の右京さんみたいです。
末代までも家臣に助けられて永らえてんのか。
ケ〇〇軍曹可哀想すぎる。
そうですね。自分もそう思います。軍曹は気を遣わせまいとそう言った気もするし。過去に主従関係だったからかぁ。という主の考え方はあまりに貧相だね。