私も信じきれないとこありますので、
ツッコミはなしでよろしく。

私の田舎は、
なんか教会が何件もある町でして。

そのせいかクリスチャンが多いです。

私の伯母も日曜には
教会へゆくクリスチャンのひとりです。

ある日の真っ昼間、
バザーだったかイベントの相談をするために、
伯母と牧師さんともうひとりのクリスチャンの人の3人で、
礼拝堂の隣にある小部屋に入りました。

ふと妙な気配に気が付いて、
3人同時に天井を見上げました。

そこにはクリスチャン仲間の別のおばさんが、
天井に背中を張り付けられたように
くっついているのが見えたんだそうです。

幽霊みたいですが、
死んでる人ではないので
生き霊みたいなものかなあと私は思いましたが。

伯母は牧師さんも一緒だったので
怖くはなかったとか。

牧師さんが張り付いてるおばさんに声をかけてみましたが、
目玉だけはこちらを見るものの、
何も言ったり動いたりしません。

牧師さんはしばらく考えたらしいですが、
結局

「○○さん(張り付いてるおばさん)のために神に祈りましょう」

と言ってお祈りを始めました。

伯母たちも目を閉じて一心に祈りました。

お祈りが終わってみんなで見上げたら、
もう天井には何も無かったそうです。

そのあと3人で、
張り付いてたおばさんの家を訪ねたらしいですが、
もちろんそのおばさんは家にいて、
教会になんか行っていませんでした。

ただ、そのおばさんは
家庭内にちょっと深刻な問題がおきたところで、
ちょうど伯母たちがそのへんなものを見たころ、
死のうかと思いつめていたんだという話でした。

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