幼稚園の頃ってよく粘土工作したんだけど、
私は全然センスが無くていつも作品を仕上げるのは一番最後だった。
その日、親が迎えに来るのが遅くなる様だから、
少し待ってる間に粘土をいじってた。
友達は親に連れられて帰っちゃうし、
幼稚園の先生は事務室に行っちゃってて、
私だけがただひたすら粘土を練ってた。
椅子に座って足をぶらぶらと揺らしながら
完成した粘土の作品を眺めてたら、
足が急に動かせなくなって、
何だろうかとそこを見てみたんよ。
そこには、
やけに変色したしわくちゃな両の手が
がっちりと私の足をつかんでた。
その日から足を椅子の下に置くのが怖くなってしまって、
大学3年生になった今も、
椅子の下に何かいるんじゃないか?と考えてしまうようになって、
授業受ける時は、常に座席の上で座禅を組んだ状態を保っています。
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コメント
コメント一覧 (4)
何とも気の毒な話だ。他人事とは思えないな。
その場所に8年前の俺が代わってやれたらなぁ…
手先の不器用さが絶望的(←これは現在進行形)な上、
当時、水虫の真っ只中だった、俺の足を思う存分!!