子供が生まれて、
軽は危険だと言うことで普通乗用車に買い換えた。

車のナンバーを選ぶとき、
『車はいつか故障してお別れする物』だから、
身内と関係ある番号は止めておいた。

一月後、父の持病が悪化してこの世を去った。

泣きながら病院の駐車場にある車を取りに行くと、
車のナンバーが父の命日だった。

無意識に父との別れの日を予感していたのかもしれない。

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