俺のばあちゃんが子供だった頃、
家で猫を飼ってたらしい。
で、ばあちゃんの父ちゃん(以下ひいじいさん)が
畑仕事から帰る時間になると、
決まってその猫が迎えに行ってたんだと。
ある日、
いつもの時間よりだいぶ遅くなってから、
猫が迎えに来たことがあった。
ひいじいさんは猫に向かって、
「今日は随分遅かったなぁ。心配したぞ」と、
何となく言ったそうだ。
すると驚いたことにその猫が、
「今日はおじやが熱くて食べるのに時間かかった」
とつぶやいたそうだ。
家に帰って、
ばあちゃんの母ちゃんに、
さっきの話しは伏せておいて、
「猫が来るのが今日は遅かったなぁ」
と、それとなく言ってみると、
「あぁ、今日はおじやが熱かったみたいで、
随分食べるのに時間かかってたみたいで」
と、猫が言ったことと全く同じ答えが返って来たそうだ。
それ以来、
何だか怖くなったひいじいさんは、
その猫ににぎり飯を背負わせ、
「おまえは多分、化け猫だ。
人間とは一緒に暮せねえ。元気で暮せ」
と、山に捨てたと言うことだ。
その話を聞くたびに、
猫が可愛そうで納得がいかなかった。
【意味怖】意味がわかると怖い話の最新記事

コメント
コメント一覧 (7)
クソジジイめ。
みるとかお寺で引き取ってもらうとか。おじいさんの方が猫の言葉がわかる人
だったかも知れないし。いきなり捨てニャイでにゃあ。
二度と現れなかったのなら、猫自身が一家を捨てたんだと思いたい。
毎日祖母ちゃんの後ろを付いて散歩をするんだが、車通りの多い道路は危ないので祖母ちゃんが「ここで待ってて」って道路を渡って向こうで買い物して帰ってくるのを道路端で待ってる賢い猫だった
動物の怨念は怖いぞ