仕事でとある印刷会社に出入りしていたときの話。
選挙ポスターが刷り上がっててちらっと目に入ったんだが、
候補者の顔を見た瞬間全身に悪寒が走った。
もちろん選挙ポスターなんで
候補者は満面の笑顔だし背景も明るい色にしてあるんだが、
何と言うか、ペンキで塗りたくったような
のっぺりとした平板な顔にしか見えなくて、
色も全体的に灰色なイメージで見えた。
ぞくっとしたのは一瞬のことだったんで忘れかけてたけど、
選挙期間中にその候補者は銃撃を受けて亡くなった。
実績のある人だったのでとても残念な事件だった。
あのとき自分が見たのがいわゆる死相なのかなと思うけど、
もう二度とあんなのは見たくない。
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コメント
コメント一覧 (6)
選挙期間中に背後から撃たれたのは、どこの国の元首相だったっけ?
ニュースを見ない新聞も読まない世捨て人なのだ。