ちょいと前までバイク便やってました。

仕事柄、交差点や、
その他で起こっている交通事故や、
怪奇現象をよく目の当たりにしておりました。

配送中、目の前の車が滑って回転し、
周囲の車を巻き込み滅茶苦茶になる瞬間や、
横断歩道を歩く歩行者に車が突っ込み、
跳ね飛ばされる瞬間などをよく見かけておりました。

これから、高速道路で実際に起こった話の一例をお伝えします。

高速道路では雨が降ると恐ろしいほど事故が増加することは、
ここに来ている何人の方は御存知かと思います。

私が体験した怖いと言うか、
興味深いと言うかなんとも不思議な事象についてお話します。

雨が強く降る夜中、事故の乱発する首都高を配送中に、
100m程先を行く車が突然滑り出し、バイクを巻き込みました。

車は暴走し始めと同時にライダーを巻き込み、
夜でしたが、街灯に照らし出されたバイクの破片やら
黒い物体が飛沫していた事が思い出されます。

私はさっき迄走っていた破片を避けつつ、
先にあった高速出口を降り、配達を終えました。

配送を終えた後暇になり、
高速脇にある堤防の欄干にもたれ掛かり、
雨に濡れて折てしまった煙草の根元を親指と人差し指で押えつつ火を燈し、
黄昏ておりました。

河は増水しており、普段よりも幾分速く、
50cmくらいの渦を巻いたりして流れていました。

雨も強く、
バシャバシャと水面を打ちつけておりました。

さらに、高速下に照らし出された流れも同様に
沸き返るようにバシャバシャバシャバシャ…

「何じゃコリャ」


時間も時間であったので、
この掲示板に良くある怪奇現象かなと思い、
沸き立つ河を凝視しました。

1分程見つめていると、
ライトに照らし出されて細長く光る筋が見えました。

さらによく見ると、
小魚であることがわかりました。

それも数え切れない程無数に蠢く、
5cmから20cm大小様々な小魚がバシャバシャと。

頭上は先ほどの事故現場。

早々に仕事を切り上げ、
家に帰って酒飲んで寝ました。


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事故現場直下の河の惨状とでも言いますか、
ぐちゃぐちゃに飛び散った人肉片が河に流れ込んで、
夜中にもかかわらず数100mの川幅一杯に小魚が沸き返る様が、
余りにも不気味だったと言いたかったのですが、
写真でもないと解りにくかったかな。

スマンです

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