今はもう歳をとって、老いた母の話。
霊的DVとでも言うのだろうか?
母は生霊をよく子供たちに飛ばした。
子供が望み通りでないと、
不満から飛ばしたのだと思っている。
ポツポツあったけど最近は無いし、
記憶も薄れてきてあまり覚えてないが、
他の人も見ていて自分の思い過ごしや考え過ぎではないだろう、
と思っている出来事を書きます。
本家で法事があった時の話。
分家の母は台所を手伝っていた。
台所は廊下などを介し仏間から遠いけど、
ほんの少し動きが見えた。
法事が始まれば全員が参加する。
そのはずだった。
お経が始まってどれ位経ったか、
母がまだ台所や廊下をうろうろと動いている。
何か仕忘れた事でもあって
未だ席に参加していないのかな?
私は慣れないお経の字を見ながら横目で考えていた。
お経は続き、
手元のお経を見ても解わからず、
ただボーっとなってくる。
ふと祖父の事を思い出した。
祖父は首を吊って自殺している。
眠気で意識も薄れていたのか、
首吊り自殺ってこんな感じに首は詰まるけど
案外楽に逝けるみたいかも・・・なんて考えてたりしてた。
突然に、お経の途中で本家の叔母さんが母を呼んだ。
法事中も台所に立っているのを嗜めたのだとその時は思った。
しかし、母の返事は仏間の末席からだった。
始まる時には座っていたらしい。
親戚の何人かは驚き、
お経は一時中断されてしまった。
何人かは、廊下を歩いたり、
立ち働きしている様に思っていたと言った。
何人かは、
母が私の後ろに立つのを妙に思っていたと言った。
結局、母は後ろに座っていたので勘違いだったと、
暫くざわついたけど法事は再開された。
後で会食の時、
本家の叔母さんとその時の話になった。
叔母さんは、母が私の後ろに立ち、
首を絞め始めたのに驚いて、
止めさせようと思わず呼んだとの事。
私自身も、
首が絞まっていく感覚で意識が薄れて始めていた時だったし、
たまに怖い母を夢に見てうなされてもいたので、妙に納得した。
そんな1件から月日が経ち、
就職して一人暮らしをし始めた姉がボソッと言った事がある。
家に帰ると、
(胸位の高さの)タンスの上に正座して
俯いている母がいる時があると。
もちろん実際の母はそんな事をしていない。
そして同じように悪夢に出てくる様だった。
しかしあまり多くを話し合わなかった。
なんとなく実感できるが、
産んでくれた親だから追求したくなかった。
以上です。
母が子供を、
なんて変な話すぎてオカルト体験としても人に言えない。
だから、ここに書きました。
ありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (6)
年をとるとボケて逆恨みする老害がいるように、悪霊の正体はボケた先祖の逆怨みとも考えられるね。
法事でうとうとしたから?