友人の父上のお話です。
お父さんが子供時代の友達のお葬式から帰宅後、
急に食欲が激しくなったそうな。
別人のようになって軽く2倍は食べる。
そして右足(左足だったかも)を引きずるようになった。
家族で心配していたら、
紹介してくれる人があって霊能者に見てもらうことに。
「お父さんにその友達が憑いている!」
ということで、
お払いしてもらったら無事元に戻りましたと。
お友達は右足が悪い方だったそうです。
暫くして、
またお父さんがやたらに食べるようになった。
沢山食べるだけでなく、
食べ方が汚くなり動物的に。
ウドンと言えば天ぷらウドンばかりだったのに、
何故かキツネうどんを好むように。
また同じ霊能者に見てもらうことになった。
丼を二つ用意して、
それぞれにお水とお茶を入れた。
お払いが始まり、霊能者が
「来られているならお好きなほうをお飲み下さい」
と言うと、
丼のお茶がググっと減った。
半紙に墨を落とし
ロールシャッハテストのようにして出来上がった絵を見ると、
「キツネさんがあんたを踏んづけている!」
と言われた。
友人やお母さんには何の絵かわからなかったけど、
お父さんにはわかったそうだ。
その後、お父さんは回復したけれど、
キツネさんにきちんとお帰り頂くために、
友人の家では神棚を作りキツネさんをお祭りすることになった。
人間に祭られることでそのキツネさんの地位がより高くなり、
伏見稲荷に帰って頂きやすくなるとの話だった。
その友人は構ってチャン系ではなくいたってノーマルだったので、
嘘ではないと思ってる。
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コメント
コメント一覧 (4)
合併症で亡くなったのかも。
お稲荷さんを祀るのはお世話が大変(手抜きできないし続けなくてはいけないから)であまりおすすめしないと寺尾玲子さんも言ってましたよ。