【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年01月



これは私が兄から聞いた話です。 

私の家の北側には北山と呼ばれる山があります。 
 
この話はその北山の前を走る農道での話だそうです。 

その道路は山の前なのでただまっすぐと道があり、 
夜になると人通りもなく 
車で猛スピードを出すにはもってこいの場所でした。 

そんなある日、Aさんが彼女と自慢の白のスポーツカーで 
「農道を走ろう!」ということになったそうです。 
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バイト先で休憩中お菓子を食べてたら、
大木さんという女性が「あんまり寝てなくて眠たいねん」と話しだしました。 

夜中3時頃に突然一緒に寝ていた母親が起き出し、部屋の電気を付けたそうです。 

まぶしくて文句を言うと、母親は布団の上に正座したまま、両肩をこすり、
「ごめんなあ・・・あんまり怖い夢やったから・・・」と震える声で言いました。 

見ると涙目になっていました。 
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その日、私は息子を連れて散歩に出ていた。 
 
小春日和の、気持ちの良い昼下がり。ベビーカーに乗った息子は、ニコニコ笑顔。 

今日は息子の機嫌も良いし、少し遠出してみようかな。。。 

これが、そもそもの間違いの元だった。 

ベビーカーを押しながら、息子に色々話し掛けて、私はとても幸せな気分だった。 

そうこうしているうちに、いつも行く公園よりも、少し遠い公園に着いた。 
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“クロちゃん”という呼び名の、某ゲーム会社で働いている男がいる。 
 
ある連休の初日に、クロちゃんはひさしぶりに遊び仲間と飲み会をやって、
べろんべろんになってしまった。 

クロちゃんの実家は郊外にあるI市だ。 

方向がいっしょの仲間の車に便乗して、国道の適当な場所で降ろしてもらった。 

二キロメートルほど歩かなくてはいけないが、終電なんてとっくの昔に出てしまっているし、
タクシーもめったにつかまらない時間なのだから、これはどうしようもない。 

「ほんなら、気ィつけてな」 

「ん。また近いうちになー」 

で、クロちゃん小さくなってゆく仲間の車のテールランプに手を振ってから、
脇道に入ってゆっくりと歩き始めた。
 
郊外都市といっても、このあたりは古い街道町のおもかげが残っていて、うらさびしい。 

まして深夜なのだからなおさらである。 

道の両側の、こちらに倒れかかってきそうな圧迫感を感じる木造家屋の窓は、
黒々とした闇を内側に閉じ込めていて、ひっそり閑としている。まるで穴蔵だ。 
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去年の話。

俺の住んでるアパートは県道に面した所に建っていて、部屋(二階)の窓からその県道が直下に見える。 
 
夜中は殆んど人通りもないその道には小さな街灯付きの古い電柱が窓の真ん前にたっている。

夜はその街灯の周り以外は真っ暗になる。 

ある平日の小雨パラつく夜中3時頃、
俺(一人暮らし)はその窓のある部屋でその時間までテレビをボーッと見ていた。 

俺は煙草をかなり吸うのでその窓を開けっ放しにしていた。

だから外からの音などいつもよく聞こえるのだが、さすがに夜中三時にもなれば何の物音もしない。 

しばらくテレビを見ていると、何か外から「ギシ、ギシ」という音が聞こえてきた。

俺はたいして気にもせずにそのままテレビを見ていた。
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