【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年12月



ついつい最近のお話。

その日、仕事関係の飲み会が終わって深夜に帰宅した。

次の日が休みでゆっくりと時間が取れるので深夜にもかかわらず
湯船に湯を張って入ることにした。

時間は二時前後。

小説を持って湯船に入り三十分程して頭を洗った。

ふと右側に気配を感じ
シャンプーの付いたまま湯船の方を振り向いた。

いた。

顔が不自然に長い痩せこけた女。

声を出そうにもビビッて出せない。

シャワーの音だけが浴室に響く。

怖い。

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夜遅く、腹がへってしまい、ラーメンでもとでかけた。

CDを聞きつつ、トコトコと。

最近見つけたラーメン屋でなかなかウマイ店なのだ。

帰りもCDを聞きつつトコトコと。

しばらく歩くと

「キャッ、キャハハ!」

と女の子の笑い声した。

CDを聞いていたが、右の方から聞こえているのがわかったので、
ふと、目をやるも膝ぐらいの高さの草むら、誰もいない。

まぁいいや!

どっかのバカがふざけてるんだろうと、無視した。

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父と母と娘と、一人の召使いがその家に暮らしていた。

両親は一年の三分の一を留守にするほど仕事に忙しかった。

娘の相手さえ出来ないほどに。

その代償として、両親は娘にぬいぐるみを何個も与えた。

娘はそのぬいぐるみに両親の愛を感じた。

仕事のため家を空け、お互い会う事すらない日々が続き、
夫婦の間に亀裂が入るのには、そう時間はかからなかった。

娘への愛もいつしか薄れ、
ぬいぐるみを贈るのもただの習慣となった。

それでも娘はそれを愛の印だと信じて疑わなかった。

家にいる時両親は、娘に辛く当たるようになった。

やがて召使いもそれを真似するようになり、
両親が仕事に出てからも、
娘は苦痛の中で日々を過ごすようになった。

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田舎に住んでたころの話。

うちの家のそばに昔風のお蔵みたいな建物があり、
中には古い家具とか汚いカーペットとおぼしきものとか
壊れたクリスマスツリーだとかが入っていた。

早い話物置だった。

ある日その物置に物を取りにいった。

蔵の前のまっすぐな坂道を降り、
鍵を取り出して物置の扉を開けたときのことだった。

さっきまで歩いていた坂道から
ものすごい勢いで誰かが駆け下りてきた。

初めはポカンとして立っていたのだが、
すぐにぞっとして物置の中に飛び込んで扉を閉めた。

一瞬しか見えなかったが、駆け下りてきたものは
顔はしわがあり40代?くらいに見えるのだが、
体は小学校低学年程度の大きさしかなかった。

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まぁ本当にあった話だから聞いてくださいよ。

今からちょうど3年前、オレが大学4年の頃かな。

ギリギリ単位を取って、就職先が2社目で内定した事もあってか
かなり日程が空いた次期がある。

それを利用して別れの最後に
サークル仲間と卒業旅行に行くことになった。

本当は25人ほど集まる予定だったのが、就職が忙しいせいか
集まったのは自分を含めて9人だけだった。

今回の卒業旅行には中学時代からの友達ノリオ(仮名)って奴がいて
昔からよく一緒に悪さしたり、遊んだりした。

性格はすごく単純で
切れやすいけど、そうゆう部分では気が合う仲だった。

そして当日、バスに乗って数時間

景色を眺めてると甲信越の高い山に重なって、
大きな湖とそのすぐ近くに小さな旅館が見えてくる。

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