2014年12月31日 【洒落怖】深夜の浴室 カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:11 コメント by 洒落にならない怖い話 ついつい最近のお話。その日、仕事関係の飲み会が終わって深夜に帰宅した。次の日が休みでゆっくりと時間が取れるので深夜にもかかわらず湯船に湯を張って入ることにした。時間は二時前後。小説を持って湯船に入り三十分程して頭を洗った。ふと右側に気配を感じシャンプーの付いたまま湯船の方を振り向いた。いた。顔が不自然に長い痩せこけた女。声を出そうにもビビッて出せない。シャワーの音だけが浴室に響く。怖い。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2014年12月31日 【洒落怖】誰かの声 カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:4 コメント by 洒落にならない怖い話 夜遅く、腹がへってしまい、ラーメンでもとでかけた。CDを聞きつつ、トコトコと。最近見つけたラーメン屋でなかなかウマイ店なのだ。帰りもCDを聞きつつトコトコと。しばらく歩くと「キャッ、キャハハ!」と女の子の笑い声した。CDを聞いていたが、右の方から聞こえているのがわかったので、ふと、目をやるも膝ぐらいの高さの草むら、誰もいない。まぁいいや!どっかのバカがふざけてるんだろうと、無視した。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2014年12月31日 【洒落怖】ぬいぐるみ カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:11 コメント by 洒落にならない怖い話 父と母と娘と、一人の召使いがその家に暮らしていた。両親は一年の三分の一を留守にするほど仕事に忙しかった。娘の相手さえ出来ないほどに。その代償として、両親は娘にぬいぐるみを何個も与えた。娘はそのぬいぐるみに両親の愛を感じた。仕事のため家を空け、お互い会う事すらない日々が続き、夫婦の間に亀裂が入るのには、そう時間はかからなかった。娘への愛もいつしか薄れ、ぬいぐるみを贈るのもただの習慣となった。それでも娘はそれを愛の印だと信じて疑わなかった。家にいる時両親は、娘に辛く当たるようになった。やがて召使いもそれを真似するようになり、両親が仕事に出てからも、娘は苦痛の中で日々を過ごすようになった。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2014年12月30日 【洒落怖】降りてきたもの カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:4 コメント by 洒落にならない怖い話 田舎に住んでたころの話。うちの家のそばに昔風のお蔵みたいな建物があり、中には古い家具とか汚いカーペットとおぼしきものとか壊れたクリスマスツリーだとかが入っていた。早い話物置だった。ある日その物置に物を取りにいった。蔵の前のまっすぐな坂道を降り、鍵を取り出して物置の扉を開けたときのことだった。さっきまで歩いていた坂道からものすごい勢いで誰かが駆け下りてきた。初めはポカンとして立っていたのだが、すぐにぞっとして物置の中に飛び込んで扉を閉めた。一瞬しか見えなかったが、駆け下りてきたものは顔はしわがあり40代?くらいに見えるのだが、体は小学校低学年程度の大きさしかなかった。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2014年12月30日 【洒落怖】くらやみ カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:12 コメント by 洒落にならない怖い話 まぁ本当にあった話だから聞いてくださいよ。今からちょうど3年前、オレが大学4年の頃かな。ギリギリ単位を取って、就職先が2社目で内定した事もあってかかなり日程が空いた次期がある。それを利用して別れの最後にサークル仲間と卒業旅行に行くことになった。本当は25人ほど集まる予定だったのが、就職が忙しいせいか集まったのは自分を含めて9人だけだった。今回の卒業旅行には中学時代からの友達ノリオ(仮名)って奴がいて昔からよく一緒に悪さしたり、遊んだりした。性格はすごく単純で切れやすいけど、そうゆう部分では気が合う仲だった。そして当日、バスに乗って数時間景色を眺めてると甲信越の高い山に重なって、大きな湖とそのすぐ近くに小さな旅館が見えてくる。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖