【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2014年12月



これは去年僕の身に実際に起きた出来事だ。

ある日薄暗いテレビ画面を見つめていると、
髪の長い異様な形相をした女が、
目を見開きこちらをじっと見つめていた。

怖くなった僕は自分の顔を手で覆い隠しつつ、
ちょっとした好奇心から顔を覆った指の隙間から、
テレビ画面をのぞき見た。

そこに映り出されていた映像は異様な映像だった。

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深夜。就寝中。

当時、1Kの部屋に住んでいた俺は、
ベッドを窓際に置いていた。

ベッドの頭の位置からは、
キッチンの廊下越しに玄関が見える。

その廊下と部屋をしきる、
磨りガラスが真ん中に付いたドアが一つ。

そんな部屋構成だった。

どうしても、部屋を真っ暗にしてからでないと寝られない俺は、
暗闇の中で、ふと自分の躰が動かなくなっていることに気付いた。
(やばいなぁ・・・金縛りかなぁ・・・)

霊に対する「居る」「居ない」という議論に中立を守る俺は、
結構冷静に自分の状態を分析していた。

天井に向かって仰向けのまま、全身が動かなくなっている。

意識はあるのだが、四肢すら動かすことが出来ない。

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こんなこと話していいのかわからないが、
一応時効ということで。

10年以上前、俺が高校1年の時によくツレと一緒に
郊外の廃屋に忍び込んでシンナー吸ったりしてた。

そこは先輩たちから譲ってもらった場所で、
もとラブホだったらしくて幾つかの部屋にはベットも残ってた。

もちろんそこへ行くのはいつも夜中だったから、
懐中電灯を持っていって主にロビーだった場所でダベっていた。

スプリングがキシキシいうけど、一応ソファーがあったから。

大体そこに行くツレは4,5人だった。

悪い連中には格好のスポットだったけど、
俺たちの前にいた(高校の)先輩たちが
相当ムチャする人たちだったので、
他のやつらは寄り付かないという最高の場所だった。

その日も俺含め5人でロビーでダベってた。

小雨がパラパラ降る音がしはじめた時、
アホのシロウが

「トイレね?」

と言い出した。

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私が初めて人外のモノを見たのは
忘れもしない小学校三年生の時だった。

地元の子供クラブのきもだめしをやった夏の事だ。

あの時の事は良く覚えてる。

月明かりが奇麗で生ぬるい風が吹いていた。

遠くで稲光が瞬いていた。

夜八時頃、近所にある道祖神の前に集まった。

きもだめしは其処から
近くの無人の墓地に行って帰って来るというルールだった。

外灯もなく子供だけでは危ないので大人一人とセットで行った。

墓地では予め待ち構えていた大人や、
中学生がお化け役をやって
私のような小さな子供を怖がらせた。

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大きなマンションに住んでる友達がいるんだけど、
そいつの家に遊びに行くたびに気味の悪いことがあった。

友達は20階建ての18階の部屋に一人暮らしをしてて、
当然そこに行くにはエレベーターを使う。

インターフォンで玄関のドア開けてもらって、
入ってすぐのエレベーターに乗るんだけど、
「18」のボタンを押して
「閉じる」を押すと普通はすぐ閉まる。

それが時々、閉まりかけて途中で止まり、
また開くようなことがあった。

あれっ?と思って外に顔を出してみるけど誰もいない。

変だなと思いながら、
また「閉じる」を押すと今度は閉まるんだけど、
18階じゃないところでエレベーターが停止してドアが開いたりする。

外に顔を出すけどまた誰もいない。

こんなことが1度や2度じゃなかった。

さすがに気持ち悪い。

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