ひとり暮らしを始めたときの話。
とにかく暗闇が怖くて寝るときは
明かりと音楽をいつもつけていました。
リップスライムが好きだった私は、
幼馴染の親友が引っ越し祝いにくれた
リップスライムのアルバムを寝るときにいつも聞いていました。
しばらくして一人でのアパート暮らしにも慣れ、
明かりと音楽なしでも寝れるようになり、
もらったCDもコンポの中に入れっぱなしにしたまま、
いつのまにかあまり聞かなくなっていました。
で、そのまま半年ほどたった頃。
ある日、その幼馴染と一緒に遊ぶ約束をしていたので
部屋で待っていました。
なんとなく窓の下を見ると、
ちょうど彼女がアパートの前の道を歩いているところで
たち止まってこちらを見上げて手を振りました。
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