【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2015年07月



関東某県の田舎町での出来事。

会社からの帰路、
俺はいつも決まった農道を使っていた。

畑がしばらく続き、密集した民家が立ち並び、また畑とがあり、
その道を抜けていくと、国道につながる大通りに出る。

ただ、夜の農道は照明も少ないので、少々不気味。

無論明るい他のルートもあるのだが、
農道を通り抜けたほうが断然近道なので、
あえてその道を使っていた。

コンビニに寄る用事などがない限りは。

その日も仕事を終えて、俺は農道を走っていた。

時刻は夜の十時半頃。

大概の農道に言える事だが、
その近道の難点は、道幅が狭い事。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



とある旧家に入婿として迎えられました。

そこは、数百年前から続く
由緒正しい家柄なのですが、
何か雰囲気が違います。

空気が違うと言うか、
家そのものが醸し出す
異質な空間の雰囲気とでも言いましょうか?

とにかく、外の空気とは明らかに違うと言う事だけは
鈍い私にも何となく判ります。

入婿の儀式と言う訳の判らない事が三日間も続き、
私はその日は一人で奥の部屋に泊められました。

その時、嫁には

「何かあったら直ぐに知らせてね」

と言われましたが、
何のことやらサッパリわかりません。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



小学生の頃、
自転車で夕方ピアノを習いに行ってた。

幹線道路沿いの歩道で、
そこそこ人通りはあるんだけど、
その日は何故かほぼ自分だけだった。

ちょうど夕焼けが夕闇にかわる時間帯で、
淋しい感じがして、車道を走る車の方を見ながら
自転車こいでいた。

進行方向が同じなので、
自分を車がどんどん追い抜いていく。

と。

なんとなく眺めてた目が、釘付けになった。

高級車っぽいきれいな車のナンバーのところに、

人が、しがみついていた。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



この話は、その発端から判っているので、
そこら辺から書くが、
前半が本当で後半が噂だと予め言っておく。

Aさんの家は、川沿いに広がる雑木林の中に
古くからある一軒家で、
ブロック塀と林で囲まれている。

その脇には、幅2m程度の細い小道があり、
曲りくねって100m程続いた後、
大通りに繋がっている。

この通りは小学校に通学する上で近道だったが、
登校は各地域の班ごとに
決められた通学路を通らなければならず、
登校に使う事は無かった。

この小道で恐喝事件があったことで、
学校側は使用禁止を生徒に命じていた。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



俺の通ってた大学の研究棟にあるエレベーターはやたら古くて、
しかも整備がなってなかった。

電灯はいつから換えてないのか、
細かく明滅を繰り返してて目が悪くなりそうだった。

8階まである押しボタンは、
タバコを押し付けられたらしくて、歪にとけてた。

エレベーターの壁も落書きだらけ。

下ネタ単語を書いただけの奴もあれば、
昔懐かしい相合傘や罵倒の言葉もあった。

入って正面には大きな姿見が付いていたけど、
茶色く変色していて誰も使わなかったなぁ。

しかもエレベーター内は、
どこかのアホが小便でもしたのか知らないが目茶苦茶臭かった。

だからこのエレベーターを使うのは
1階から8階に行く時とか、
重い荷物を運ぶ時だけってのが、
暗黙のルールみたいになってたんだわ。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ