【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2020年06月



目の端をさ、
なにかがチラチラとすることってあるよね。

なんだかよくわからないんだけど。

川崎の私鉄の下り方面のホーム、
降りる駅の階段が後の方だから、
そっちの後の方のベンチに座っていたときのこと。

珍しく遅くなって夜11時頃になってしまっていた。

電車がくるまで5分くらいかなあ、
とか思いながら背をまるめて地面を見ていた。

すると、革靴のくるぶしから先、
灰色のズボンのすそが目の端に見えた。

なぜかちょっと前の黄色い線のあたりを
行ったり来たりしていた。

ゆっくりめに行ったり来たり。

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ほんとに小さい頃、
家に母方のバァチャンが良く来てた。

色んな昔話を寝る前にしてくれて、
ワクワクしたのをおぼえてる。

全部ジィチャンが主人公になってるんだけど....

例えば、
ジィチャンが夜に田んぼの畦道を歩いていたら突然、
顔に冷たいこんにゃくみたいなものが「ぺろ~ん」ってくっついて来て、
驚いたジィチャンが、腰に差していた刀で切り払って、
家まで逃げてきてバァチャンに報告。

次の朝2人で恐る恐る見に行くと、
そこに狢が血を流して死んでいたとかね。

大人になって思い返すと、
良くある昔話だったんだけども、
そんな中で一つだけ「?」と思う話がある。

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鬼になった人の話。

文政十二年(1829年)、6月8日のこと。

遠野南部藩からの命令で、
この町で山狩りが行われた。

これは館野武石衛門という猟師がリーダーとなり、
辺り一帯の村や町に住む武士や町人、農民までもが駆り出された、
大規模なものであった。

この山狩りの目的は、鬼退治であった。

昔、南部藩はいくつかの『小』南部藩に分かれており、
遠野はその小南部藩の城下町として栄えていた。

ここにとある武士がいた。

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15年くらい前のある晩、
友達が青い顔してやって来た。

オレのアパートから歩いて2分の場所に一軒屋の離れを借りて住んでいるのに、

「今日泊めてくれ」

と言う。

いつもと様子が違うし、
兎に角部屋に入れ話を聞くと、

「この2~3日夜中になると金縛りにあうんだ…」

マジで全く霊など信じてない奴がそんなことほざくので、
面白くなって詳しく聞いてみた。

オレ「で、どんな感じなの?」

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私は小学生の頃、
剣道の道場に通ってたんですが、
夏とかは合宿みたいなのがあるんですよ。

ある年、
山の中の宿泊施設に泊まりました。

自分自身は何事も無く日程をこなし、
帰路につきました。

その道すがら、
母が(基本的に親も同伴しないといけない合宿だったので)
こういう話をしてきました。

「昨日、あんた達の寝てた部屋に多分出たよ」

詳しく聞くと、
私と他数人の道場生が泊まってた部屋から、
赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたそうです。

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