【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2020年10月



以前働いていたホテルは24時間営業となりますが、
レストランは深夜に閉店作業となります。

22時に閉店し23時には清掃も終わり、
売上を金庫にしまうのが24時。

金庫はホテルの事務所にあるので、
金額確認をレストランの責任者と済ませ、
サインしてしまいます。

ある日、
24時を回っても売上があがってきませんでした。

そんなことはよくあることで、
レシートの合計とドロワーの現金が合わないとか、
新作の試食会を夜中にやってることも。

事務所でレストランに監視カメラを切り替えると、
テーブル席の方に何かが動いています。

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もうだいぶ前の話。

オカルト雑誌なんかが良く出てた頃、
呪いの家だとして祖母の家が載った事がある。

祖母の家系は代々墓守なので、
墓のド真ん中に平屋があるんだ。

築3桁リーチの木造平屋建てで
トイレはボットンだし風呂は別棟。

上下水道の普及で使わなくなった枯れ井戸まであるもんだから、
呪いの廃屋に見えたんだろう。

そんな記事を従兄弟が爆笑しながら見せてくれたんだ。

詳しくはおぼえてない。

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CD全盛期の20年くらい前の話。

高校生だった私はCD聞きながらテスト勉強をしていた。

ノリノリの女性ボーカルの声を口ずさみながら机に向かっていたら、
急にCDの音が飛び始めた。

このCDプレイヤーは転勤する同僚から父が貰ったという中古品だったので、
CDの音飛びはよくしてたから最初は気にしてなかった。

でも、同じフレーズを何度も何度も繰返し始めたから、
あれおかしいなと思い始めた。

そのフレーズが

「楽しんで~」

ってノリのいい曲だったんだけど、

「…しんで…しんで…しんで…しんで…しんで…」

って繰り返してた。

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父方の曽祖父の三十三回忌が行われ、
親戚が集まった際に聞いた話。

曽祖父は鳶職で、
地元の神社の祭礼を仕切ったり、
地元では有名な人だった。

そして、子供好きでも有名だった。

小学校の設備が壊れたといえばお金を寄付したり、
人手が足りないといえば若い衆を引き連れて駆けつける。

昭和54年10月。

今も記録に残る、
世界で最も低い中心気圧の台風が日本にやってきた時のこと。

小中学校は臨時休校となり、
地元の川は大氾濫。

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うちの親父から聞いた話。

親父が大学3-4年の間、
男3人で小さくて古い一軒家を借りて住んでいた。

といっても、
家賃をちゃんと払ってるのは親父と鈴木さん(仮名)だけ。

もう一人の佐藤さん(仮名)はあまりにも貧乏なので、
居候させる代わりに家の掃除、
ゴミ出しなどをやってもらうことにしていた。
(親父と鈴木さんは、
佐藤さんの困窮ぶりを助けてやろうということだったらしい)

間取りは3LDKで、
LDK6畳・6畳・6畳に4畳半。佐藤さんが4畳半。

この佐藤さんの4畳半に「出た」。

親父も鈴木さんも何度も見たのが、
恨めしそうに正座する白髪の老婆。

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