ふと昔のことを思い出しました。
中学生の時に両親が離婚したけれども、
その前後数年間は荒れ狂う家庭のことを誰にも相談できず、
声を押し殺して泣きながら寝る日々が続いていました。
でも気付いたら、
目に見えないけれども髪の毛が肩くらい長さの女の人が、
黙って私の頭を撫でてくれるような感じがする日が増えていき、
けれども次第に家庭が落ち着いていくにつれ
女の人の気配はやがて無くなり、
何時しか存在を忘れていきました。
私が三十代になった頃、
夢の中で静かに泣く女の子の頭を撫でるという事が何度も起こりました。
続きを読む
