【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2021年04月



毎年バレンタインの時期に思い出す話です。

2年前の話をします。

私が高校生のとき、
何人かの友達と集まって(仮にA子、B子、C子)
チョコ作ったのね。

みんな彼氏持ちだったんだけど、
B子だけ片思いだったの。

別にブスとか性格悪いとかじゃなかったんだけど。

だから義理チョコなんかじゃなくて、
全員気合い入れてのチョコ作り。

一応みんなで集まったけど、
それぞれ何を作るかは自由だった。

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うちにたまたま祖母の友人がやってきた時の話。

その人は庭を通って玄関の前まで来たのだが、
留守なのか誰も出てこない。

どころか、来客のたびに吠えまくる犬の鳴き声すら聞こえない。

留守だろうかと考えていると、
庭に面した大窓のある部屋(因みに俺の部屋)に
初老の男性が立っていた。

彼は窓ガラス越しにその人を見ており、
そして窓を開ける事すらせずに部屋の中から

「この家の人達は皆出かけていますよ」

と言ってきた。

祖母の友人は『ちょっと変だな』と思いながらも、
留守を頼まれた親戚か何かだろうと思い帰ったのだそうだ。

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友人で、霊感というんだろうか、
強い子がいる。

飲み会行っても酒飲まないんだが、
酒飲むと、初対面の人間のプロフィール当てたり、
他色々見えたりする。

本人曰く、
飲むと無防備に他の人のいろいろが見えるので、
疲れるからあまり飲まないんだと。

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自分の中でも割に不可解な過去。

ちなみにオカルトはあまり信じてなくて楽しむ方。

俺が中学生の時の話。

卒業式後の日曜日、
志望校から不合格の通知が来た。

肩を落としながらもとりあえず担任に報告をしに、
夕方に学校へ向かう。

担任に

「残念だったね」

と言われて帰ろうとしたんだけど、
そこでふと卒業証書(黒い筒の奴)を
クラスの机に忘れたのを思い出した。

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西洋の怪奇短編集の編者あとがきで読んだ話。

うろ覚えでごめん。(本のタイトルも失念)

編者の高校の漢文の先生が若いころ、
散歩の途中で一匹のナメクジが、
じっと前方の樹を見つめているのを見つけた。

はて、こいつはどうしようというんだろうかと見ていると、
いつの間にかナメクジの体の周囲に靄のようなものが立ちはじめ、
やがてナメクジは靄の中に隠れて見えなくなった。

どうなるのかとなおも見つめていると、
靄の中から一条の細い光の糸のようなものがするすると伸びて、
その先端が前方の樹の幹に達した。

ふと見ると地面にいたはずのナメクジが消えており、
いつの間にか樹の幹に移動しているではないか。

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