【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2021年05月



俺は四人兄弟の末っ子で、
三番目の兄とも10歳離れてるってくらい
異様に年の差開いて生まれたんだけど。
(北海道旅行で両親が張り切った結果俺誕生)

三番目の兄は、
俺が小さい頃から霊感強かった。

俺は全然信じてなかったけど、
夜中にマジ泣きの高校生の三男が部屋に入ってきて、

「今、足掴まれた!」

って小声で、
震えながら俺に泣きついてきた時は流石にびびった。

次男は霊感とか全くそういうのは無かったけど、
大学生活中一人暮らししてて、
バイト終わった後真夜中に階段降りてたら、
いきなり後ろから誰かに突き落とされたらしい。

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小四の頃の話。

当時、父と二人暮らしでした。

父は毎朝六時に朝食を作り、
作業着姿で慌しく出勤して、
その後、私はひとりで支度をして登校してたんだけど、
その日は頭が痛かった。

たいした事はなかったんだけど、
まあいいやズル休みしちゃえって、
学校行かずにゴロゴロしてた。

父の帰りは夜だしバレないだろと思ってたら、
その日にかぎって昼頃父が帰ってきた。

うわー絶対怒られるよと必死で言い訳考えてたら、
何でか父はニコニコ笑いながら

「散歩に行こう」

と言い出す。

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寒い。ここは寒い。

俺は今どこに居るのだろうか。

凍えてしまいそうだ。

ああ、ずっと下のほうに赤い渦が見える。

「俺?」

名前、俺の名前は何だったろうか。

思い出せない。怖い。

誰か居ないのか?

自分の名前が分からない…誰か、誰か!

誰か、母さん、俺の名前を言ってくれ!

赤い渦からたくさんの黒い手が伸びてきた。

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もうかなり昔のことになるので、
思い出しながら書いていきたいと思います。

この歳になってあらためてそのことを考えますと、
経験した自分自身でもとても現実と思えない内容なので、
記憶だけでなく、その後に見た悪夢などが入り混じっているのでしょう。

正直に申しますと、
悪夢にうなされた記憶など全く無いのですが、
あれはそういうことだったのだと考えるようにしています。

あれは四十年くらい前、
当時私は中学生で、
まだ猟師を生業にする人たちも若干残っていた頃の話です。

私の祖父には狩猟の趣味があり、
愛犬2頭を連れてよく狩りに行っていたものでした。

一匹は雪のように白く、
もう一匹は墨のように黒い犬で、
犬達の名前は外見そのままシロとクロといいました。

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俺の田舎にある廃校にはその昔、
小さな男の子がかくれんぼの最中に、
隠れるところが悪かったのか知らんが、
窒息死して短い生涯を絶ったという噂が、
相当昔から流れていた。

そんな噂は遠の昔に忘れており、
俺が大人になって久々に田舎に帰って、
田舎友達とワイワイした帰りに、
興味本位で例の廃校にを探索することになった。

廃校は今でも普通に誰でも入れる。

俺と友人合わせて4人で廃校に入った。

廃校の廊下にはサッカーのゴールまでとは言わないが、
物凄く横に長いでかい鏡がある。

そこで俺らは立ち止まり、
4人並んで鏡をみた。

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