【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2021年10月



ぼくは不動産の販売をしてるリーマンなんですが、
当時新人で、その時扱った中古マンションの話。

このご時勢、
住宅ローンを返せなくなってしかたなく売却、
というのは良くある話で、
そのときは、チラシの反応で査定をしてくれないかということで、
依頼者のところに行った。

大阪の某市にあるマンションで、
そのエリアは住宅街で、
中高層の建物はそのマンションということもあり、
すぐにそこへたどり着けた。

とうぜん地図も持ってるので。

さっそく依頼者のとこへ。

こういった借金苦の人はやはり暗い様子で、部屋も汚く、
50代の白髪まじり、目が片方ちょっと違ったほうを向いてる、
身寄りのない男性でした。

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アパレル業界に就いてるんだが、
中国の雇用費上昇と品質低下の為、
新規生産国を開拓してバングラディシュを一つに据えることになった。

それで簡単な制作指導と現地調査、交流を含めて
バングラディシュに行った時に起こった話。

ダッカとかの都心部は東京にも負けない程近代的ですごかったんだが、
ちょっと外れただけでトトロ級の田舎と言うか、
電気や水道も満足に通っていない様な農村が広がっている。

生産工場はそんな場所にあって最初こそ面食らったが、
そういう環境は嫌いじゃないので何気に楽しみだった。

一通り現地の人達に指導し終えて談笑してたら、
今日は村に泊まっていけと言う。

ホテルはバリサール近辺に取ってあったんだが、
折角だし厄介になることにした。

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姉に話したらナニソレ怖いって言われた話。

自分はちょっと記憶力?がいいらしく、
母親の胎内から生まれてきた時の記憶らしきものがある。

それは結構ある話で、
なんとか記憶っていうらしいけど、
それとは別の話。

姉がじーちゃんの家で仏壇に線香あげてる時に、

「なんで墓に骨はあるのに仏壇に参るんだろうね?」

という事を言った。

で、自分、

「仏壇は窓なんだよ」

と教えてあげた。

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ちょうど1年ほど前、
4月採用予定の新卒者が、
見習い兼ねてアルバイトとして事務所に来た。

その内の一人(女性)が挨拶をしたあと、
トイレに行きなかなか戻ってこない。

30分経っても帰ってこないので心配になり、
他の女子社員に見に行ってもらうと、
個室が一つだけ鍵が掛かった状態で、

「ノックしても呼んでも返事が無いけど、どうします?」。

仕方が無いので、
その女子社員と俺ともう一人の男性社員とで
見に行く事にした。

初めてはいる女子トイレにドキドキしたが、
そんな事言ってる場合じゃない。

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私は両親と兄から虐められて育ち、
中卒で働きに出ていた。

ある日、大学受験を控えた兄が
私とは一緒に食事をしたくないと言い出して、
両親から玄関で食べるように言われて、
辛くなり家出した。

自転車で湖まで走り、
奥の森で首を吊る事にした。

途中で荷造り紐と、
からあげくん一個を買った。

森奥の真っ暗な中でからあげ食べていたら、
小さな狐がカサカサ音を立てながらやって来た。

残りの1つをあげると、
狐はこっくりと頷いた。

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