【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2021年12月



じいちゃんから聞いた話。

じいちゃんが小学生の時、
学校からの帰り道の途中で火の玉を見つけた。

イタズラ心に火が付いたじいちゃんは、
火の玉に向かって小石を投げたり、
木の枝で突いたりしたそうな。

ゆらゆらとじいちゃんから遠ざかる火の玉を追いかけ、
執拗に小石を投げたり、木の枝で叩いたりする。

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去年亡くなった妹の話。

俺の実家は代々蛇憑きの家で、
家の下で10年修業に耐えた白蛇は蛇神になる。

血筋のある人たちは殆どが強い霊感を持ってる。

俺もその1人で、
人に繋がる『縁』を結んだり切ったり出来る。

妹が14歳の時、
何かに目を取られそうになった時に
幼少期に助けた白蛇の霊が護ってくれた。

その後もずっと護ってくれていたらしいが、
居心地が良かったとかで20歳になっても離れず、
23歳の時に蛇神が悪霊になり始め、
ずっと妹の中に居たいが為に殺そうとした。

怖くなった妹は、実家に帰り
お祓い出来る祖母の兄弟いとこ達に祓って貰っていた。

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大学生のころ、
一般教育科目を担当している非常勤講師の女性の先生で、
少し足の悪い人がいた。

そして俺は一年生の時にその先生の授業をとっていて、
彼女とは多少は話したことがあった。

ある日、
大学までの通学電車の中で先生とばったり会った。

手すりに寄りかかり
右足をかばうようになんとか立っている先生の姿を見ていられず、
優先席に座っていた背広を着たおっさんに、

「すいません。
この人足悪いんで、席譲ってもらえないですか?」

と声をかけた。

おっさんは特に返事もせず軽くうなずき、
すぐに席を立ってくれた。

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1年くらい前にスケボーやり始めて、
夜に閉店したスーパーの駐車場で一人で滑ってたら、
向かいのアパートの階段を上りきった手すりに、
肘をついてこちらを見てる小学生ぐらいの男の子がいた。

顔は見えない。

電気の逆光で影しか見えないんだけど、
いつも視線を感じてた。

11時とか結構遅くまでやってたのに
ずーっと微動だにせずに見てるから、
気持ち悪いなぁって思いながらも毎日通ってたんだけど、

ある日その男の子が
日ごとに移動して段々近づいてきてる事に気付いて、
怖くなってスケボーやめてしまった。
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とある地下街の和食店。

ここも長く続く繁盛してる店。

撮影メニューが多く、
個室もない店舗で人の出入りがアイドルタイムでもそこそこあるから、
何処で撮影すんのかなと思ってたら、
厨房から降りられる地下室があるってことで、
そこでやることになった。

厨房に入口ってなんだそれと思いながら、
人1人強通れるくらいの階段を降りていくと、
蛍光灯一本の薄暗い空間。

こんなのあるんですねーと聞くと、
どういう経緯で出来たのか知らんが地下街がオープンする前からあって、
元々別の所有者が別の用途で使っていたものを、
場所がちょうど上だからってんでつなげてもらったとか。

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