【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2022年07月



俺の部屋で起きた話をします。

俺にとっては死ぬほど洒落にならなかった。

まず、位置関係を説明しときたいんだが、
俺の家の向かいには家が、
その右側に道路を挟んで田んぼがあるんだ。

それで、俺の部屋は二階なんだが、
部屋の窓から田んぼ(六反ほどある)が見えるわけだ。

(窓は引き戸タイプの二メートルくらいあるやつで、
虫が入らない網戸も付いてるやつ。
そして、窓のすぐ側にベッドがあって、
窓を開けるとベランダがある)

俺の部屋はただでさえ風通しが悪いのに、
その日はいつもより暑かったものだから、
窓を半分くらい開けてパソコンをやっていた。

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彼女とデートの日、
待ち合わせ場所へ向かう途中、携帯が鳴った。

彼女からだった。

『今日は行けない。もう会わない方がいい』

と言う。

理由を訊いたが答えない。

しつこく訊くと、

『会うと良くないことが起きる。
私は生きてちゃいけないの』

と言う。

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家族で旅行に行った時に、
旅館の周りをブラブラ観光していたら、
荒れ果てたお地蔵様があった。

別に俺達が掃除する義理もないので、
そのままスルーしようとしたら、
四歳の息子が急にゴミ拾いを始めたので、

「偉いぞ!」

と誉めて、
少しして旅館に戻った。

夜、息子が寝た後に奥さんと二人でビールを飲んでいたら、
息子が寝言で

「僕イラナイからパパにあげる」

と言っていた。

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私が中学の頃の話です。

私は中学の頃グレていて、
不良と呼ばれる部類の人間でした。

理由は、家庭環境が悪かったのもあります。

2歳の頃から、
祖父と祖母と三人で生きてきました。

両親は、母が亡くなり父は再婚して、
私を残したまま別居でした。

父とはあまり面識が無かったのですが、
私が中三の時にコンビニの店長になり、
隣町で働く様になりました。

夜遊びや不登校を心配してか、
週に2、3度仕事帰りに泊まりに来るようになりました。

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俺の母方の実家にも有るんだよ。

うちの実家は東北の田舎なんだけど、
旧暦の正月に『ささら』っていう祭りが有る。

祭事に詳しい人なら地区まで特定できそうだから明記はしないけど、
そんくらい田舎だって話。

俺もガキの頃に、
屋根裏部屋とか物置とか探検するの好きで、
(木造で隙間多いため明るくて怖くは無い)
その小部屋も知ってた。

居間の隣に襖隔てて、
親戚集まった時に宴会する様な応接間(?)が有り、
その隣に仏壇や昔の調度品、
旧家によく有る母親の子供の頃に買った人形とか、
母の兄弟の五月人形とかが、
うっすら埃被って置かれてる様な部屋がある。

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