【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2022年10月



上京してきた友人に聞いた話です。

友人は、山奥の集落みたいな村に住んでたそうです。

その村では、いわゆる大地主一家が権力者で、
一部の人は『様』付けで呼ぶほどの、
崇拝染みた扱いを受けてました。

当時友人は、
その一家を異常だと思っていたそうです。

その理由は、
あまりにも完璧だったから。

少し興味があったので、

「何故?」

と私が聞くと、
友人は自分が体験し、
聞いた事を話してくれました。

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メニエル症候群で入院した時の事なんだけど。
甲斐甲斐しく面倒を見てくれた彼女を、怖いと感じた話。

まず朝起きた時、
めまいと吐き気で体を起こせなかった。

周りがぐるぐる回ってて頭も痛くて、
俺は脳の病気かと思ったんだけど、
彼女は俺の額のあたりに手をかざしただけで、

「三半規管だね。
脳じゃないから大丈夫。
落ち着いて」

と言って、
俺は救急車で運ばれた。

自分ではもう死ぬんだと思ってたけど、
彼女が言ったとおり三半規管の病気で、
2、3日の入院が必要と言われた。

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親戚の法事やった時に、
住職が言っていたのだが、
霊、つまり亡くなった人も、
生きている人しか見えないんだと。

あの世に行ってしまっても、
ちゃんとお参りしてあげないと寂しい、という事らしい。

で、ちょっと住職に聞いてみた。

良くある自殺の名所とかで沢山死んでるけど、
あれは霊が数を増やしているんじゃないかって。

嫌そうに住職は答えてくれた。

あれはどんなに多くの人がそこで亡くなっても、
皆自分だけが霊になったと思ってる。

だから生きてる人間を求めるんだと。

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ひとつ昔の話を書かせてもらいます。

今から10年位前の話。

俺はその時26歳のサラリーマン。

その日、母から連絡があって、
親父の調子が悪くて病院に入院したらしい。

お見舞いもかねて、
久しぶりに実家に帰省する事にした。

家から実家までは、
だいたい2~3時間で帰れる。

適当に2~3日分の着替えと荷物を持って車に乗った。

家を出たのが、
だいたい夜の12時ぐらいだったはず。

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得意先が移転し、
お祝いをかねて訪れた。

そこは1階が店舗で2階が事務所。

とりあえず事務所で話を聞くからと、
店舗の奥の給湯室から伸びる階段で2階にあがる。

しかしこの階段、何か違和感がある。

なぜか下から2段目だけが、
幅が狭く段が高い。

事務所に上がり話も盛り上がり、
帰り際2段目の事はすっかり頭から消え、
危うく足を挫きそうになる。

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