【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2022年11月



大学で心理学を専攻してたんだ。

その時のゼミの先生の話なんだけど、
この話に幽霊とかその類は一切出てこない。

先生からその話を聞いた日は、
ゼミの後に飲み会を開くことになってて、
ゼミが途中から、
人の心理に関する他愛もない雑談みたいになってた。

それで、

「先生何か面白い話を聞かせてくれよ」

ってなって、
先生が話してくれた話。

先生は面白い人で、
心理学に関するいろんな話を、
閑話休題的に話すのが好きなんだが、
そのネタの大体が眉唾物の、
ホントにあったかどうかわからないような話ばかりだった。

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怖いというか、
怖い思いをしてきた爺ちゃんのあまり怖くない話。

俺の死んだ爺ちゃんが、
戦争中に体験したって話だ。

爺ちゃんは、
南の方で米英軍とドンパチしていたそうだが、
運悪く敵さんが多めのとこに配置されちゃって、
ジリジリ後退しながら戦う毎日があったそうだ。

話を聞いていた当時厨房の俺には、
日本軍なんて『突撃!』とか『玉砕!』とか
やっているイメージだったので、

作戦で米英軍が進んでくるところをちょいちょい襲撃して
進撃を遅らせながら、
こちらの被害は抑えて後退しながら戦うなんて、
意外だった記憶がある。

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住職にはしゃべるなと言われたが、
もうだいぶ昔の話だしいいよね?

俺が前の会社で測量士をやっていた時のこと。

携帯電話の普及で、
携帯の鉄塔を建てるための測量を下請けしていたんだが、
予定地が村里の中、他の案件の納品の締切もあり、
急遽、俺一人で現地に向かうことになった。

といっても山奥でもなく、
地方都市に付属した一地域の集落の中の山だった。

不安になる点は、そのあたりは国土調査を、
業者が役所ぐるみでアンポンタンをやったらしく、
地籍測量図も公図も何もかも信用できず、
(各測量社から嫌われている地域)

建設予定の字名が『盗○沢』という、
なんじゃそりゃという名前だったくらいだ。

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うちの母親から聞いた話を書きます。

母は嘘をつく性格じゃないので、
たぶん実話かと。

母が若い頃、
神社で霊に突然とり憑かれたそうです。

その霊は母親の体を使ってしゃべり、
母親も意識はそのままでその話を聞けたし、
しゃべらせた後に自分でしゃべることも出来たそうです。

ようは、
身体をふたつの人間が共有してる状態でしょうか。

「助けになれることがあれば」

と、母は霊に身の上話をさせました。

その霊は女性で、
彼氏にふられて海に飛び込んで自殺したそうです。

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俺の家には、
小さい頃からひきこもりのオッサンがいた。

50~60くらいの白髪で(オウムの教祖みたいな)、
随時家の中にいて何もしない。

当時じいちゃんはちゃんと2人いたから、
祖父というわけでもないようだった。

しかも、親父とかお袋は
そのオッサンのことを”たかし”と呼んでいて、
小さい子の面倒でも見るように接していたので、
余計にオッサンが何者なのか謎だった。

そして、
物心ついた時にはもう家にいた”たかし”に、
さほど大きな謎も持たないまま俺は小6になった。

俺たちの学校では卒業前に修学旅行があるんだけど、
当時俺の家は相当貧乏だった。

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