【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2023年11月



親父に聞いた話。

30年くらい前、
親父はまだ自分で炭を焼いていた。

山の中に作った炭窯で、
クヌギやスギの炭を焼く。

焼きにかかると、
足かけ4日くらいの作業の間、
釜の側の小屋で寝泊まりする。

その日は夕方から火を入れたのだが、
前回焼いた時からあまり日が経っていないのに、
どうしたわけか、なかなか釜の中まで火が回らない。

ここで焦っては元も子もないので、
親父は辛抱強く柴や薪をくべ、
フイゴを踏んで火の番をしていた。

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怖い話っつーか、
ちょっと切なくなった高校生時代の体験談。

樽前から風不死に縦走しようとしたときの事。

ガスがえらいことになって、
親父とはぐれちまったんですわ。

コース外れて、
何となくシャレにならん雰囲気。

「やば、こんなんで遭難なんてシャレにならん」

って右往左往してる時に、
「クッ」と袖が引っ張られる感触。

当然誰もいないんだけど、
依然袖は引っ張られ続ける。

ついつい引っ張られる方向へ歩いていくと、
親父殿発見。

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誰にも話せなかった、
少しだけ悲しい話。

今年のお正月、
大雪で実家へ帰れなかったので、
少し日を開けて帰ったの。

いつもは私鉄で帰るんだけど、
その日はなぜかJRで帰ろうと思ったのね。

で、JRで実家のある街へ帰りました。

改札を出るか出ないかのところで、
うしろから

「すみません、すみません」

と声をかけられました。

振り向くと、見知らぬ男の人。

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あれは四年前の出来事。

当時18才になり、
周りのみんなも車の免許を取りだし、
夜はあてもなく僕と友達3人でドライブをよくしていました。

段々と目的がないことに飽きてきて、
ある友達が

「心霊スポット巡りでもすっか」

と言い出し、
僕と他の2人もそっち系は興味があったのでみんな賛成で、
その日から夜にドライブといえば、
心霊スポット巡りに変わりました。

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某県に地蔵山という山があります。

山と言っても塚のようなもので、
本当に小さいものです。

その山にはいやな伝承がありまして、
かつて江戸時代の初期に豪農が、
金の力に物言わせて黄金の地蔵をつくり、
塚に埋めたという黄金伝説があるのです。

しかし、
この地蔵を掘り起こした者には豪農の祟りがあり、
ことごとく死んでしまうと言います。

その埋めた場所を暗号で記した古文書がありまして、
明治時代に地元の若者5人組が地蔵の発掘に挑んで、
3人が発狂、1人が自殺、1人が行方不明なったこともあったそうです。

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