【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2024年04月



とんだチキン能力者の話を一つ。

俺の友人に、とても霊感が強いヤツがいた。

ただ強いだけでなく、
側にいる人間(全員ではないが)も見えてしまう程だ。

俺が霊感少年ウラと出会ったのは中学のとき。

その頃から、そう言う意味で有名だった。

中2で同じクラスになり、
好奇心旺盛な俺は早速話しかけ、

「一緒に霊所スポットへ行かないか?」

と誘ったのだが、
ウラは見える能力のせいか、
自分からそう言った場所にはけして近づこうとはせず、
それどころか、かなりのチキン野郎だった。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



これは俺が小学校3年か4年のときに体験した話・・・

ある町で、何年か前から放置された
巨大クリスマスツリーが邪魔だと問題視されていた。

俺の家はマンション経営していて、
その4階に住んでいた。

かなり離れた町なのに、
4階のベランダからでもよく見えるほどの巨大なクリスマスツリーだった。

そのツリーのせいで道路が見えにくく、
交通事故が多発していたらしい。

市がどうにもしないので、
みんな困っていた。

その日は1日中大雨で、その影響か、
夜に雨が止んだ頃には空が一面ピンク色をしていた。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



時々仕事で、老人介護施設に出向く。

そこには重度の痴呆の老人を集めた階があり、
叫んだり泣いたりと、かなり騒がしい階である

そこで介護職員と打ち合わせをしていたら、
横で座っていたおじいちゃんが、

「よんどりっとわぁん!」

僕は唖然とした。

「よんどりっとわぁん」

これは僕が子供の頃、
弟とふざけて踊っていたときに使っていた言葉だ。

その言葉に何の意味もなく、
考えたのも僕であったはずだ。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



俺がフリーの調査業をやってたころで、
まだそれだけじゃなかなか食えない頃に経験した、
いくつかのお話の1つです。

そのときに受けた仕事は、
とある出版社の心霊関係の特集の調査で、
俗に言う心霊スポットを調査して、
それらは事実なのか調べる仕事でした。

そのときの調査で行った場所は、
関東のとある山の中の廃墟になったホテル。

まず心霊スポットだと言うとよくあるのが、
だれだれがそこで殺されたや自殺したという話で、
そのスポットもご多分にもれず、

とある若い女の人が彼氏に殺されて、
その廃墟の壁に埋められていて、
その女が霊となってでる、というものでした。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加



地名は忘れたし、うろ覚えなんだけど、
どこかの民話。

山の上の池の主だか化け物だかが、
洪水を起こし近くの村を沈めて、
自分たちの住処を広げようと相談をしていた。

崩れない堤にするには人柱を埋めるしかないが、
人間は知らないから安心だなどと笑っていた。

しかし、旅の坊さんにそれを聞かれてしまう。

坊さんは逃げようとするんだが、
気づいた主達は坊さんを捕まえて、

「命が惜しければ誰にもしゃべるな」

と脅して解放する。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ