【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2025年01月



子どもの頃、
ひい爺さんから聞いた話を書きます。

ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、
しかも山村で育ったためいろいろと奇妙な風習を知っていて、
自分が子どもの頃によく話してくれました。

爺さんの村では送り番という役回りがあり、
これは三軒ひと組で回り番で当たる遺体の埋め役のことだそうです。

当時爺さんの村はまだ土葬で、
寺で葬式を行った後に、
遺体の入った棺桶を荷車にのせて村はずれにある墓域まで運ぶのです。

村の顔役や男手のない家では代わりを頼むこともできましたが、
葬式では酒も振るまわれ些少の礼金も出たそうです。

ただ遺体は棺桶(これは四角い棺ではなく丸い大きな桶)ごと埋めると
場所と手間、費用もかかるので、
4~5尺ほどの穴を掘って、
死装束の遺体をそのまま埋めるのだということでした。

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小3の頃、
休み時間にトイレへ行ってから教室に戻ってみると、
教室の一番後ろの窓のカーテンが膨らんでいた。

誰かがふざけてカーテンに包まれているんだな?と思ったが、
俺はそいつをスルーした。

アホなことをして誰かのツッコミを待つ遊びなのはわかっていたが、
わざと気付かないフリをして、
本人がションボリしながら出てくるのを見る方が面白いので、
こう言う場合はスルーするのが男子の間ではお約束となっていたからだ。

俺が席に戻ってしばらくすると予鈴が鳴り、
職員室へ行っていた先生が教室へ戻ってきた。

それを見て他のクラスメートたちも、
ばらばらと自分の席に着く。

日直の「起立」「礼」「着席」に従って椅子に座ろうとした時、
気になって窓の方を見ると、まだカーテンが膨らんでいた。

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父から聞いた話。

私の父の実家は、
山に囲まれた集落にあるのですが、
父が中学生くらいの頃、山のほうを見ていたら、
尾が光る山鳥が飛んでいたそうです。

鳥と父との間の距離は20メートルもなく、
光はろうそくの火のような色で、
ドッジボールほどの大きさだったという事です。

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本家の洒落怖を読むといろいろと奇妙な地方の風習が出てきますが、
わたしも子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。

そのときのことを書いてみます。

わたしの住んでいた所は今は合併で市の一部になりましたが、
約三十年前の当時からすでに過疎の進んだ山村でした。

秋祭りにしては遅い十月の初めに、
『おさっしゃ』と呼ばれるお祭りがありました。

これは漢字にすると
どの字を当てるのか未だにわかりません。

これが正式な名前なのですが、
村の大人達は里にいるときにはこのお祭りのことを
『おかえし』とも呼んでいました。

里からやや外れた山中まで四百段ほどの丸木を据えた山道が続き、
古いお社があります。

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先日起きた不思議な出来事。

出掛けた帰り道、
夫の運転で私は助手席、子供達は後部。

不意に私の足元に何か落っこちて、
よく見たら私の着けてたネックレスが切れて
トップの飾りが落ちたみたい。

拾おうと足元に手を伸ばしたら、
次女6歳が

「わーー!!」

と叫ぶ。

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