【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2025年07月



私の父親は山好きです。

当然、山関連の友人も多く、
私も山へ行く度にそうした方々と話をしました。

そして、その友人の中にAさんという方が居ます。

私が彼と最後に話をしたのは高校生の頃です。

高校卒業後、
進学の関係で地元を離れてからは一度も会っていない上、
結構な年齢に達していた筈なので、
今は亡くなってしまっているかも知れません。

Aさんは県内でも山深い山村の出身で、
実に色々な話を知っていました。

私にも沢山の話を教えてくれましたが、
その中でも印象深い話をさせて頂こうと思います。

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賃貸マンションに住んでいた頃、
お隣りの部屋の4歳くらいの女の子と
ベランダ越しによくお喋りをしていた。

私がベランダで洗濯物を干したり、
草花の手入れをしていると、
隣とこちらを区切るパーテーション?の
10cmほどの隙間から覗いて声をかけてくるのだ。

しかし、
ある時から何故か覗いてはくるものの
話しかけてはこなくなり、
私が視線に気づいて声をかけても、
ただ見ているだけで何も反応してくれなくなった。

何か嫌われるようなことしちゃったかな?と思ったけれど、
特に気にすることもなく、
見てたいなら見てていいよ~くらいの気持ちで、
視線を感じてもそちらを見ないようにしたりしていた。

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中学時代、国語教師に聞いた話。

大学生の時、お盆に友人数人と連れ立って、
花火を見物するため、山の中腹にある展望台に出かけた。

周囲には街灯も少なく、
最後の花火が消えた余韻に浸る中、
ふとあることを思い出し何気なく呟いてみた。

「そう言えばさ、お盆って、『地獄の釜の蓋が開く』って言うよな」

すると、一緒に来ていた女の子の一人が顔色を変え、
「花火も終わったし、今日はもう帰ろう」と言い始めた。

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中学時代、夏休みを利用して、
友達と川釣りに行こうって話になりました。

夜中の午前3時頃に集合、
市街地からひたすら自転車をこいで約3時間、
目的の川に到着しました。

早速皆で思い思いの場所に散って釣り糸を垂れましたが、
サッパリ釣れません。

ポイントを変えてみるも、やはり駄目。

なので、私は徐々に皆から離れて、
上流へと移動していきました。

そして、
自分が釣れそうだと思うポイントを見つけて、
釣り糸を垂れていると…

背後から、川原の石を踏む音がしました。

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薪を切らしていたので、
家の旧式風呂にくべる枝を拾いに森に入った。

それほど奥までは行かず、
家が見えるくらいのあたりで薪代わりの枝を拾い集めた。

ふと顔を上げると、
目の前に出来立ての小さな納屋があった。

家の者は納屋を作るなどとは誰も言っていなかった。

不審に思い引き戸を開けてみると、
作り付けの棚の上に小さな陶製のお稲荷さんが
五十体以上づらりと並んでいる。

分けがわからないので薪拾いを続け、
先ほどの場所へもどった。

今度は納屋が無くなっている。

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