【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

2025年10月



三頭山の件。

こっちも友人連れの時の話。

当時の自分は(今もだが)金もなくて、
無人小屋や避難小屋を利用した山行をしてた。

先述の御前山同様に奥多摩は近かったから、
よく出掛けた山域の一つだったんだ。

麓の数馬にバスで着いたのが14:00を過ぎた頃で、
当時の地図に載っていた破線状の山道をコースに選んで出発した。

何しろそこを使えば、
小屋の近くに突き上げて到着出来ると思ったから。

周遊道路脇の滝の左岸を流れに沿って歩くと、
突然視界が開けて、一つの炭焼き窯が目に入った。

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よくある話だけど、
今から20年くらい前の実体験。

小学校時代によくオカンに登山へつれていかれた。

すこぶる健脚…というより、
落ち着きがないアホガキだった自分は、
親や一緒に登山に来てた親の連れてきた同年代の子を置いて、
突き進みまくっては分岐点で皆を待つのを繰り返していた。

どっかの山でもそうやって分岐点でボンヤリ待ってたら、
なんかザクザク足元から音がする。

なんじゃろなってちょっとルートから段差のあった竹薮を覗いたら、
知らないおじさんが地面を掘ってた。

アホガキだから当然竹薮に入って、
掘ってる横から抉れた土を覗き込み、
「おじさん、なんかあんの?」とか声をかけたら、

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娘が三歳の頃、夫と三人でバス旅行に行った。

高速に入るしばらく前から車内にアラームが鳴り、
何故か「このバスはETCカードを挿入し忘れてるから
高速の入り口で急停車する」という気が。

娘は夫に抱っこされて寝ていて、
夫も急停車に備えてしっかり抱えている、と感じる。

私も転がりそうな荷物を膝に抱えて待った。

高速の入り口でバスはけっこうな勢いで急停車し、
車内にはあちこち荷物が飛んでみんなびっくり。

でもうちの娘は夫に大事に抱っこされてたから、
目もさまさないでいたよ。

後で聞いたら、
夫も急停車の予感がしてたそうです。

でもアラームは鳴ってなかったって。
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山寺での修行中、
僧侶たちの多くは変な体験をしたり・見たりするらしい。

その体験談もかなり薄気味悪いが、
今日は別な話を書くとしよう。

わたしが子供の頃、
近くの寺にひとりのお坊さんが住んでいた。

子供好きで話し上手。

檀家の誰もがこの坊さんのことを尊敬していた。

人相は悪いが、そこにいるだけで
「ありがたい」と思えるような坊さんだった。

ある年の夏休みのことだ。

近所の友だちと寺の境内で遊んでいると、
その坊さんがスイカを御馳走してくれた。

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これは飯能(埼玉県)の、
山と言うより丘の上にあるアパート(木造モルタル2階建て)で、
十数年前に起った実話です。

酒を飲んでいて帰りそびれ、
仕方なく友人の家に泊めて貰うことにした日の事です。

友人のアパートはとても古いもので、
と呼んだ方が良いような庭があり、
そちらの面に縁側がある造りでした。

冷蔵庫にあったジンを飲みながら、
ふと庭に目をやると、
薮に埋もれた社にロウソクの炎のような物が見えたのです。

それとなく友人に「何だよあれ?」と問いかけると、
「チッまたかよ!」との答です。

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