2025年10月31日 【洒落怖】三頭山の小屋 カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:3 コメント by 洒落にならない怖い話 三頭山の件。こっちも友人連れの時の話。当時の自分は(今もだが)金もなくて、無人小屋や避難小屋を利用した山行をしてた。先述の御前山同様に奥多摩は近かったから、よく出掛けた山域の一つだったんだ。麓の数馬にバスで着いたのが14:00を過ぎた頃で、当時の地図に載っていた破線状の山道をコースに選んで出発した。何しろそこを使えば、小屋の近くに突き上げて到着出来ると思ったから。周遊道路脇の滝の左岸を流れに沿って歩くと、突然視界が開けて、一つの炭焼き窯が目に入った。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2025年10月31日 【洒落怖】山芋掘り カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:4 コメント by 洒落にならない怖い話 よくある話だけど、今から20年くらい前の実体験。小学校時代によくオカンに登山へつれていかれた。すこぶる健脚…というより、落ち着きがないアホガキだった自分は、親や一緒に登山に来てた親の連れてきた同年代の子を置いて、突き進みまくっては分岐点で皆を待つのを繰り返していた。どっかの山でもそうやって分岐点でボンヤリ待ってたら、なんかザクザク足元から音がする。なんじゃろなってちょっとルートから段差のあった竹薮を覗いたら、知らないおじさんが地面を掘ってた。アホガキだから当然竹薮に入って、掘ってる横から抉れた土を覗き込み、「おじさん、なんかあんの?」とか声をかけたら、続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2025年10月31日 【洒落怖】アラーム カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:3 コメント by 洒落にならない怖い話 娘が三歳の頃、夫と三人でバス旅行に行った。高速に入るしばらく前から車内にアラームが鳴り、何故か「このバスはETCカードを挿入し忘れてるから高速の入り口で急停車する」という気が。娘は夫に抱っこされて寝ていて、夫も急停車に備えてしっかり抱えている、と感じる。私も転がりそうな荷物を膝に抱えて待った。高速の入り口でバスはけっこうな勢いで急停車し、車内にはあちこち荷物が飛んでみんなびっくり。でもうちの娘は夫に大事に抱っこされてたから、目もさまさないでいたよ。後で聞いたら、夫も急停車の予感がしてたそうです。でもアラームは鳴ってなかったって。 タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2025年10月30日 【洒落怖】幽霊って本当にいるの? カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:6 コメント by 洒落にならない怖い話 山寺での修行中、僧侶たちの多くは変な体験をしたり・見たりするらしい。その体験談もかなり薄気味悪いが、今日は別な話を書くとしよう。わたしが子供の頃、近くの寺にひとりのお坊さんが住んでいた。子供好きで話し上手。檀家の誰もがこの坊さんのことを尊敬していた。人相は悪いが、そこにいるだけで「ありがたい」と思えるような坊さんだった。ある年の夏休みのことだ。近所の友だちと寺の境内で遊んでいると、その坊さんがスイカを御馳走してくれた。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖
2025年10月30日 【洒落怖】薮に埋もれた社 カテゴリ:洒落にならない怖い話 コメント数:6 コメント by 洒落にならない怖い話 これは飯能(埼玉県)の、山と言うより丘の上にあるアパート(木造モルタル2階建て)で、十数年前に起った実話です。酒を飲んでいて帰りそびれ、仕方なく友人の家に泊めて貰うことにした日の事です。友人のアパートはとても古いもので、と呼んだ方が良いような庭があり、そちらの面に縁側がある造りでした。冷蔵庫にあったジンを飲みながら、ふと庭に目をやると、薮に埋もれた社にロウソクの炎のような物が見えたのです。それとなく友人に「何だよあれ?」と問いかけると、「チッまたかよ!」との答です。続きを読む タグ :#洒落にならない怖い話#洒落怖