【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめ

【洒落怖】洒落にならない怖い話をまとめました!楽しみながら読んでいただきたいのですが、怖くて眠れない夜を過ごすことになるかもしれません。その責任は負えませんので自己責任でお読みください。

タグ:洒落にならない怖い話



うちの先祖は天狗ということになってる。

一族の中でしかやらない先祖祭があって、
10年に1度当番がやってくる。

うちの番の時に、
先祖を祀ったほこらを開けたところ、
『大天狗明神』とあった。

一族発生の口伝もあり、
やはり先祖は天狗ということになっている。

胡散臭いこと限りなし。

氷澤から子檀嶺にかけて威を示した大天狗で、
人の女と子を成したのが発生だとか。

今風に解釈すれば、
修験道者とかサンカ、
山賊のたぐいかと。

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失恋直後に河原を自転車で疾走していたら、
突然頭の中に掛け軸のような立派な巻き物の書が発表された。

『次はハジメ』(←縦書き)って書いてあった。

意味が分からなかったが、
しばらくして付き合った人の名前が『ハジメ』くんだった。

そのハジメくんと付き合って、
わけあって別れた後にまた河原を自転車で疾走していたら、
『次もハジメ』っていう書が張り出された。

しばらくして付き合ったのはやっぱりハジメくんだった。

それぞれ漢字は違う。
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六甲山に出る牛女ってしってる?

実際アレを見た人に話聞いたよ。

『牛女』にも色々種類あるらしいけどね。

走り屋の間の噂では、
牛の体に女の顔(般若という話もあり)で、
車の後を猛スピードで追っかけてくる『牛女』。

あと、丑三つ時になると出る女の幽霊で『牛女』。

最後に、女の体に牛の顔の『牛女』。

私が聞いたのはこの牛女の話。

体験者は友人の両親だ。


4年ほど前のお盆の頃。

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オカルトじゃないけど、
不思議な話。

自分は昔から好きな神社があって、
そこの桜や銀杏を見にバイクで行ってた。

ある日その神社の近くで、
中古住宅のオープンハウスやってたんだ。

今でも、
その時どうして家なんか見ようと思ったのか分からないけど、
何故か家に入りたいと強く思ったんだ。

家なんか見学するのは初めてだし緊張したけど、
中には爺さんがいて、

「この家は売れてるんやけど、まあ見てやってください」

と言ってくれたので、
安心して見せてもらった。

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山梨の師匠が、其の師から聞いた話。

師が大物イノシシを仕留めた。

空薬莢笛を四方に吹いて吉報を仲間に教える。

仲間が集まるまでの間、内臓を抜き、
傍らを流れる清水に漬ける(冷却するため)。

煙草を数本吸いながら満足感に浸っていると皆が来た。

祝福の言葉を貰い、
じゃぁ水から出して山を降りよう、
とイノシシを引っ張ると・・・・。

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